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私は心底根暗な人間なのです。

はい。
私は心底根暗な人間でして
それももぉ底なし沼の如く
真っ暗闇に思考を泳がせるのが
とてつもなく好きなんです。

いや、好きと言うよりは
どちらかというと
そうしている時に
やっと自分のことを
自分の輪郭を維持できるというか

誰にも交わらせない
自分だけの自分という意識を保てるというか。

はい。まさにその様な感じです。

私はスピリチュアルリーディングを
たまに仕事としてやったりしますが
その時と似ている感覚で
今、この文字を携帯の画面に
せっせと打ち込んでいる私は
多分私ではなく
私の中の私では無い何かなのです。

いいえ。
特段サイコパスの様な感覚でなく
どちらかと言うと
イタコやユタのような類の
何かだという認識です。

だから今日は
根暗と言うことについて
特筆しているわけですが
これにもしっかりとした
意味があるわけでですね。

はい。それを今からお話しします。

この事象は根暗というか
暗闇がそこに広がっているだけだ
と思ってください。

そこにいきなり光が飛び込んできたら
目が慣れないうちは
その光というものの輪郭を
認識することができるのです。

その闇と光の温度差や光彩度に
差があればあるほど
とてもその光の輪郭は
強くなるのです。

昔のカメラにフィルムを入れて
焼き付けるのと似ているかもしれません。

私はその闇によって光の輪郭を認識し
曖昧である世界を
乗り切ろうとしているのです。

いいえ。
これは特段悲観的な話ではなく
至ってシンプルで
とてもわかりやすい
真理の一つなのです。

この光の輪郭を闇の中で認識している時に
膨大な量の知恵や知識、叡智に
触れる事があるのです。

はい。お察しの通りです。
私はこの知恵や知識、叡智を
皆さんにお伝えするために
深い闇に潜り
思考し、廻らせ、突然くる光の中にある
情報をキャッチすることが使命とされている。

ここにあるのは
闇も光も、山も海も、地球も宇宙も、女も男も、人間も意識も
すべて縦横十文字を結び
小宇宙と大宇宙として存在している
いや、存在していないからこそ
その存在の輪郭を知ることが出来る
そんなところなのです。

なので、こんな夜更けまで
しばしばとてつもなく暗い話を読み
とてつもない感情の沼に沈み
その事象について自分を重ね
突然くる光にに備えるのです。

その振り幅が私の人生の醍醐味なのです。

はい。
なので私は根暗な人間なのです。
根暗であり続けることによって
常に光を認識できるのですよ。

今日はそんなお話しでした。

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