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お互いを撮り合う。 - 小学生のためのフォトアート教室 2023秋①

こんにちは、はなだです。
小学生のためのフォトアート教室、2023年の秋クールが10月からスタートしました。

この教室では1つのクールを【撮る】【作る】【見る】の3回で構成しています。今回は【撮る】レッスン。
そして今期の【撮る】では、子どもたちがいろんな感情を顔と身体で表現し、お互いを撮り合いました。
せっかくなら顔と身体の表現についてもプロから教わってみたいよね・・・ということでゲスト講師に俳優の田実陽子さんをお招き(豪華!)しました。


表情と身体で表現する

前半は田実さんによる、身体を動かしながらのワークショップ。
子どもたちも「いろんな気持ち」について想像してみました。自ら表現することにはちょっと照れ臭さもあったのか、脱線もしながらでしたが、田実さんのファシリテーションのもと、楽しみながらいろんな感情を想像して身体で表してみました。

写真:森下八尋

人物撮影のポイント

その後、一度テーブルについてもらってカメラを取り出し、人物を撮影するときのポイントを私から説明。
もちろん子ども向けの教室なので難しいことは言いません。
たったこれだけ↓

  • タテ位置とヨコ位置:タテで撮ると明確に人物中心の写真になり、ヨコで撮ると背景も多く写るのでそのときの状況がよりわかる写真になる

  • 全身とバストアップ:全身を撮ると身体全体のポージングが写る、バストアップで撮ると顔の表情が中心になる

この2つを変えるだけでも、実は構図に4通りのバリエーションが生まれます。
(子ども向けと言いつつ、実は大人の皆さんも覚えておくといいポイント!)

お互いを撮り合う

後半はいよいよ子どもたちにお互いを撮り合ってもらいます。
ペアになって、撮る側と撮られる側を交代しながら撮影しました。楽しそうにキャッキャと撮り合う子もいれば、ちょっと照れ臭そうな子、カメラを向けられるとついピースサインをしてしまう子・・・などなどいろんな個性が爆発します。

写真:森下八尋

最後に、撮り合った写真のデータは講師がPCに取り込み、その場で画面でみんなで見てみました。
自分の写真をスマホ画面よりも大きなサイズで改めて見る機会はあまりない子どもたち。少し気恥ずかしさもありつつ、新鮮な驚きもあったようです。

次の【作る】レッスンでは、撮ってもらった写真の中からそれぞれ表情の違う写真を複数枚選び、台紙に貼ってペイントなどの装飾を施し、自分だけの感情カードを制作します。

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はなだフォトワークス すみだでは、「写真で遊ぼう!小学生のためのフォトアート教室」を開催しています。
写真はアートメディア、しかも今や生活の中で最も身近にあるアートメディア。
子どもたちも日々当たり前に写真を撮り、スマホで見ていても、それをプリントしたり、加工したり、アートの手段として捉えた経験はあまりないのではないでしょうか。
アートや表現が好きなお子さんはもちろん、まだあまり馴染みがないお子さんのための入り口としても写真は最適です。

詳細は下記Webサイトからご覧いただけます。


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