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何度か転職すると、ここは譲れないという拘りが出てきます。

No more 子会社

新卒で入ったのは、大企業の子会社でした。子会社でも当時は連結6,000人位いたと思います。私は、そんな昭和28年創業の企業でもなくなるんだ……と、1社目にして知ることになります。

ずっと「赤字子会社」と言われていました。私がいた事業部は少し毛色が違う新しい事業で、唯一黒字でした。その会社がなくなった時には分社したどこかの会社の中にいたのだと思いますが、その後に別会社となりました。

なぜ赤字だったかというと、お金になりそうな技術や製品を開発すると、親会社が持って行ってしまうからです。親会社や他の子会社に吸収合併されたりして最後は2,000人位になっていましたが、小さな4社に分社化して、希望者と残れなかった人が退職となりました。

こうして親会社の意向で簡単に出来たり畳んだりするのだな、と目の当たりにして、もう子会社はゴメンだわと思ったのでした。私は500人規模の希望退職に、真っ先に手を挙げて辞めました。

No more オーナー企業

前述の子会社を退職し、宝石の勉強をしてGraduate Gemologistを取得し、宝飾業界で就職します。この業界はパパママ企業が多く、私が入った会社も社長と妻、その息子(専務)と娘で経営していて、社員は営業4人と営業事務2人でした。色々あり退職。

人事職に戻って人事アウトソーサーを経験してから事業会社の人事に転職するのですが、これだけ大きなオーナー企業ならあんなことはないだろうと思ったのに、規模は関係ないことがわかりました。

ま、ご自分の会社ですからね。合わない人は出て行けば良いわけです。
この後はずっと外資系企業です。外資は外国企業の日本法人だったり日本支社だったりですが、日本で働く以上は子会社でも仕方ないので、No more 子会社はあくまで日本企業の話。

そして「No more 雇用」になりつつある今日この頃。

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