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【青森④】the青森を感じる美術館へ

青森の記事4つ目にして、また美術館ですか?と思いますよね…笑
結局十和田市現代美術館や、八戸市新美術館には行けなかったのですが、(行きたかった〜!)青森五館の一つである弘前れんが倉庫美術館と、これぞTHE青森!というねぶたの家ワ・ラッセに行くことができました!今回はこの2館のご紹介をしたいと思います。

まずは、弘前れんが倉庫美術館から。
こちら去年購入したCASA BRUTUS特別編集の『建築を巡る旅。』で一目見たときから行ってみたい!!と思っていた美術館。
理由は、奈良さんの『A to Z Memorial Dog』がいるから!というのも、もちろんあるのですが…

A to Z Memorial Dog
この子に会うのももちろん目的の一つ

一番の理由はやはりこの建物!かっこいいでしょう!!

弘前レンガ倉庫美術館

実はここ、もともとリンゴのお酒シードルの酒蔵でした。

「レンガ造の建物は、残れば必ず何かの役に立つ。これらの建物が、弘前の将来のために遺産として役立てばそれでよいのだ。」

CASA BRUTUS特別編集『建築を巡る旅。』

と、当時の実業家福島さんがこの美術館(倉庫)を建てたのだそう。
木造のほうが安く、簡単に建てられるのに弘前の未来を思い建ててくれたおかげで、100年近く経った今も歴史は紡がれ続け、今やこんな素敵な美術館になって多くの人から愛されているんですね〜。

中の骨組みは木造の部分もあり、きっと当時のままなのだろうな〜と感動もひとしおです。

上を見上げると梁は木造。酒蔵時代の面影を感じます。

さて続いてご紹介するのは、青森駅から徒歩5分圏内の"ねぶたの家 ワ・ラッセ"。
こちらもすごかった!
紙と電球と針金だけなのにこの迫力!!これを数か月で作ってしまう名人の人々は本当にすごい。

2023年のねぶた大賞を取った"牛頭天王"
迫力もすごいが『蘇民将来子孫家門』の護符の
再現度もすごい。

ここに置いてある御神輿は練り歩く22体(今年は23体だったらしい)のうち、入賞したたった4つだけ。それ以外は産業廃棄物で破棄してしまうらしい。しかも毎年入れ替えてしまうので今あるものは次のねぶたまでしか見れない!ということなんですね…

ねぶた祭りの全貌をビデオで見ていると、海に出ているねぶた…
え!?海に流すの…??
なんと、最終日は受賞した4台のねぶたを船に乗せて海に流し、その後花火大会でフィナーレとのこと…。な、なんと壮大な祭りなのでしょう!!
施設の方曰く、もともと穢れを流すために川で流していたものを、環境問題の観点から川で流せなくなったため、このような形にしたのだとか…

『一度でいいからねぶた祭を現地で観覧してみたい!』という新しい人生の宿題ができたのでした。

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