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初めてイルカと泳いだ日

今回の旅の目的は
ハワイ島で人魚になって泳ぐこと。


けれど
初日にわたしがケガをしたことや
海の状況などにより
なかなかかなわなかった。


旅も中盤に差し掛かった頃
ようやくチャンスがやってきた。


地元の人しか来ないような
小さなビーチ。
溶岩そのものと思われる
真っ黒い砂。

沖に目をやると
イルカが跳ねてる〜!


さっそく泳いでいくと
数十頭のイルカさんが。
生まれて初めての体験。
声も聞けた!
(動画を貼り付けられないのが
とても残念。
彼らも本当に楽しそうだったの!)


ビーチに戻って休憩していると
イルカの写真を
沢山持った女性がやってきた。
プロの写真家さんで
ビーチに来る人に
作品を売っているみたい。

話していると
以前にも
日本から来たマーメイドさんの
写真を撮ったことがあると言う。

「あなたたちも撮ってあげるわ」


再び海へ。
そして撮っていただいたのがこれ。
上の方にいるのがわたしです。

イルカのみならず
ウミガメさんとも泳げるなんて。
まさに奇跡!



しかし、
物語はこれだけでは終わらない。





2回目に泳ぎに出た時
写真映えを考えて
ライフジャケットやシュノーケルはなし。


穏やかな内海なら
それでも大丈夫だったはず。
でも、サーフィンもできそうな
波のある海では勝手が違った。



潜水しても
思ったほど息が持たない。
初めにつけていた道具たちの
存在感を思い知る。
浮き輪につかまっていても
少し疲れてきたかな
と感じる。

そして、ふと周りを見ると
思った以上に
沖に出ていることに氣付く。




離岸流か。
岸に向かって泳いでも
なかなか進まない。


「二酸化炭素がたまってきてるから
しっかり息吐いて」

リーダーの一言で状況を理解した。


そうかなるほど、
こういう時
一人で、浮き輪もなく
パニックになった人が
溺れるんだな。



わたしは大丈夫。
そんな事にはならない。



みんなで浮き輪につかまって
懸命に泳ぎ
無事、岸に戻ることができました。


いろんな意味で
貴重な体験でした。


海も、海の生き物も
とても美しいけれど
自然をなめてかかってはいけない。


知識としては知っていたけれど
実際に体験して
まざまざと思い知らされた。


そして、だからこそ
もっと経験を積んで
いろんな海で
安全に、上手に泳げるようになりたい
そんな思いも強くなりました。


このビーチでは
この他にも
価値観が大きく変わる
体験をしたのだけれど、
長くなったので次の記事へ続きます。
https://note.mu/hanaesama/n/n337253135e25



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