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とてもお優しくて賢いかたです

他人に評価されることはあまりない。

久しぶりに人越しに私の評価を聞いて、涙が出そうになった。

シングルマザーだからか、舐められたりモラハラパワハラを受けたりして自暴自棄になっていた。


昨日新規の事業者と契約した。

相談員さんはいますか?と聞かれて、市の相談センター担当者の名前を伝えた。
密に関わっていなかったが、度々相談に乗って頂いていた。


今日事業者が来たので「担当者さんとは連絡取れましたか?」と聞いた。

事業者「はい。取れました。とてもお優しくて賢い方なので、長いお付き合いになるかと思います。よろしくお願いします。と言われました」



私はいつも理不尽なことに声を上げてきた。

トラブルメイカーと思われているだろう。それでもいい。
次の世代に理不尽を遺したくなかった。


今まで「人の懐に入るのが上手」「(人間として)好き」と言われたことはあったが、人格を肯定されたことはなかった。


今日、人伝に自分を評価されていることを聞いて、感激した。

相手が若い女性だったことも大きかった。

私は女性から敵意を向けられることが常だったからだ。


今まで頑張ってきたことを評価してくれる人がいたのだ!!


本当にありがとう。

強がっているが、私はいつも限界だ。

誰にも理解されない。常識はずれだと責められる。

男性はその場では寄り添ってくれるが、会社から連絡手段を断てと言われたらすぐに従うヘタレだ。

会社が何ほどのものか!
大企業ならいざ知らず吹けば飛ぶような零細企業だ。

私は子供を抱え家庭と仕事を守って、それでも闘ってきた。
辛く苦しい闘いだった。

それでも「次の世代に理不尽を遺したくない!」という思いからは意味があった。
心身共に傷は負ったが。


私は他人の長所がすぐに目に入る性質なので、些細なことでもよく褒める。
しかし褒めてもらうことは稀だ。

「女は男を褒めて立てろ」「掌の上で転がせ」という理念は間違いだと思う。

だって私は誰からも褒めてもらえないし、男は「俺に気があるのかな?」と調子に乗るからだ。

私だって褒めて欲しい。認めて欲しい。


今回は損得勘定がない人からの評価を聞けて、意欲が持てた。
一ヶ月は生きられる。

何故日本人女性は奴隷のような環境でも、にこにこ愛嬌を振り撒かなければ生きていけないのだろうか?

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