見出し画像

不死鳥🐦

春の風がスギ花粉を運んできて鼻が大変なことになっているハナハナです。

季節は穏やかな春に向かいつつありますが、このような時期にも高齢者の方は状態が大きく変化することも多いです。

先日も低体温・低血圧・不眠、幻覚の増悪etc…と急激に体調を崩され、検査に行くも脳外・内科的にも異常なし。
 しかし、さらに状態は悪化され眠りから覚めない状態になられることが出現し食事がとれなくなられる事態が発生しました。
 最悪の状態を事態を想定し、家族と連絡を取り合い看取りケアまでの流れまで検討していた状態でありました。

遠方から家族が面会に来ていただくこととになった、その前日、眠りに入っておられるので難しいと感じながらも、口元にゼリーを持っていくと口が開き目も開き介助で何の問題もなく食べられる。
面会当日には起きて会話もでき、トイレはもちろん、食事も自分でどんどん食べられる。

その姿を見られたご家族は「おばあちゃんはフェニックスだと話しております。」とご安心される。
当のご本人もご家族に「(大勢来て)何処かで葬式でもあったんかい?」と話され「おばあちゃんが葬式出されることになりよったんよ。」と突っ込まれる状態。

…超高齢者、恐るべし。

今回、何が原因でこうなったが今ひとつわかりませんが、回復されたのは「ひとつ無理かもしれないが試みる」をした結果かもしれません。

こういったことがあるから介護は楽しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?