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京都巡り#13 夜と早朝の祇園桜巡り

アオイです。3月から4月にかけて、祇園方面の桜を見に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🚕


夜の円山公園

3月30日、早朝の南禅寺界隈に行った日の夜、私は祇園四条駅にいた。数年ぶりに円山公園の桜が見たい!しかもライトアップで。

タクシーが大活躍する四条通り……よく見たら四葉のタクシーが通っている!!幸先がいい。四葉、5年以上前にも一度だけ見たことがあった。それ以降私は京都に来る度に、四葉のタクシーがあるかどうかをチェックしながら京都巡りしていた。ここで見られるとは。感動。

八坂神社を通って円山公園に行くまでの道中、出店があった。匂いにつられて何か買ってしまいそうだったが、結局買わなかった。

円山公園に着いた。枝垂れ桜が美しい。桜の近くでは篝火が燃えていた。ちょうど木の入れ替えをしていたので、桜と一緒にじっと見ていた。近くでまじまじと見ていたので熱かった。

多くの人で賑わっている。まるで世界が一変する前のようだ。タイムスリップでもしたのか、それとも世界線が変わったのか。出店の中にはお化け屋敷もあった。「キャー!!」という声も聞こえた。


夜の四条通り。八坂神社側から見たこの景色が好きだ。この後もう一回四葉のタクシーを見た。強運だ。


夜の高瀬川

ついでなので、高瀬川の様子も見てみることにした。

満開である。写真を撮っている人も多い。活気があった。

春の京都、賑わいがすごい。祇園も円山公園も木屋町通りも先斗町も人がいっぱいいた。駅には酔っ払ったのかグロッキー状態の若者がいた。懐かしさを感じる。今は昔の学生時代を思い出す。

混雑は苦手だが、そこにいる人達を見れば、かつてそこにいた私と友人達との思い出が重なり合って見えてくる。


祇園白川 巽橋

2日後の4月1日、例のごとく始発で祇園四条へ向かう。鴨川も桜が咲いていて興奮したが、撮るのはまた後でだ。

祇園四条駅の9番出口からだと、祇園白川から近い場所に出られるらしい。何度も来ているのに、この出口があることも、祇園白川の場所も全然知らなかった。

巽橋に行くには白川筋を通る。初めて通った。こんな場所があったなんて。ここは抜け道なのだろうか、私が撮影している間、各社のタクシーが何台も爆走通過していった。


風情ある場所だ。昼に来たらどれほどの人が来るのだろう。歩いている人は私しかいなかった。しかし巽橋に近づくにつれ、人の気配を感じた。

ここがお馴染み、巽橋。本当は橋の向こうにも行きたかったのだが、三脚カメラマンが5、6人いて、到底橋を渡ろうにも渡れない状態だった。ものすごく気を遣う。老若男女あらゆる人がいた蹴上インクラインと打って変わって、どういうわけか渋めのミドル層ばかりであった。

また、愛車や愛バイク(?)とともに撮る人も何人かいた。かつて早朝の八坂の塔に行った時も同様の状況に出くわしたことがあったのだが、京都の景色と車は合うものなのだろうか。

橋を渡るなら、寧ろ昼の人が多い時間帯の方が渡りやすそうだ。

近くに椿と思しき花が咲いていた。可憐だなぁ……。


産寧坂

さて、ここから産寧坂にも足を延ばすことにする。しかし例によって今日も平日で仕事もあるので、短距離だがバスを使って行こう。

バスが来なさすぎて写真を撮っていた。その間、タクシーが細い抜け道を爆速通過していくのを何回も見た。やっと来たバスの発車時刻は6時前だったのに、そこそこの人が乗車していて驚いた。もしかして、皆今から仕事に……?

産寧坂の最寄りに着いたが、「坂」ゆえに登り道である。バスで来て良かった。

産寧坂。意外や意外、巽橋より人がいない。鳩がそこそこいる。

超加工写真も載せておく。超加工すれば何かプロっぽい感じになる。

階段の下から。「いかにも京都」を独り占め、みたいな気持ちだ。

ここから祇園四条駅を目指す。しかし本当に誰もいない……。嬉しいような、どこかさみしいような。

二年坂も見かけた。静かなのもいいけど、祇園は賑わってこそ祇園だよなぁ。でも賑わっていると近づきたくないというジレンマがある。


祇園を歩く

八坂の塔

二年坂から八坂の塔へ行けるので、ついでに立ち寄ることにした。

良い朝だ。やはりこの場所は「いかにも京都」スポット、撮っている人も何人かいるのである。

桜も満開近い。絵にもなっている。

そして超加工画像も作る。ポストカードにありそう。


建仁寺

祇園四条駅まで向かおうとしたら、桜が咲いているのが見えた。寄るしかなかった。吸い込まれるように入っていった。 朝早いのでまだ開いていないが、境内は歩けるっぽい。


寺と桜の組み合わせは良い。ちなみに誰もいなかったと思う。なので本当に入っていいのかと少し怯えていた。

帰りは花見小路を通って帰った。ちなみにこの後鴨川に寄って桜の咲き具合をチェックした。


まとめ

今回は「いかにも京都」スポットである祇園を回った。人が大混雑する季節でもあるが、早朝はカメラマンぐらいしかいない。朝の散歩するには良い場所だ(南禅寺の時も同じことを書いたような……)。しかし、祇園は賑わっていないと少しさみしい気持ちになる。混雑が苦手なのに、そういうことを考える私だった。

夜の円山公園、懐かしかった。学生の頃あの場所でお花見をしていたのを思い出す。賑わいもあり、京都らしかった。

4月1日、祇園の桜は見頃を迎えていた。来年はどうなるか分からないが、参考までに京都桜noteには日付を明記することにしている。


京都の桜も見たい所が沢山あるのだが、京都のみならず大阪や神戸の桜も見たすぎるので、もはや分裂したい気持ちになっていた。前回のnoteでも書いた「無尽蔵の体力が欲しい」という思いもあり、このままだと人間を辞めてしまう勢いである。

今後の更新スケジュール↓

#11 二条城(昼・夜)
#12 南禅寺界隈
#13 祇園 ←今回のnote
#14 嵐山方面
#15 鴨川各所/雲龍院の「花の間」
#16 京都府立植物園(昼・夜)
#17 白龍園
#18 仁和寺・龍安寺

場所数が少ない分、今までより早く完成できている。ここまで書いてみて、そう思った。5月にはGWもあるので、どこに行こうかと考える時期にもなってきた。なるべく溜めずに投稿できたら良いと思う。

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