マレーシアで日本人寮の寮母さんをしていました

留学なのに「なんで日本人寮に入るの？」
学校に寮がないから
寮に入れる年齢ではないから
日本食が食べられるから
いろいろ理由はあります

もちろん日本人だけの寮なので日本語ばかり
「英語上手くならないんじゃない？」
実はそんなことないんです


日本人寮の安心感ってあるんですよ😉

寮で日本語が話せるので
学校では英語を話すように頑張るんです！
意外じゃないですか？

留学当初ってやっぱり英語に自信がないので
結局みんな学校でも寮でも日本人を探して友達になります
自分の居場所を作るためには当然の行動
英語を話す友達を作りたくても、結構難しい。。。
「それなら日本人がいない学校へ行けば良い」
そんな簡単なことではないんです。。。

やはり孤立してしまったり、精神的に不安定になったり
留学続けられずに帰国してしまうこともあります
そんな状態で日本へ帰っても
子どもも親も日本の学校に馴染みにくくなったり
いろいろ難しいことがあります

日本人の寮だと学校から帰れば日本語が話せる
愚痴を言ったり、共感してもらえたり、英語での言い方を教えてもらったり
全て日本語で安心して相談できる環境があるので
学校では英語を話そうとする、日本人意外の友達を作ろうとするみたい

日本語に満たされているので「学校で日本語いらなくね！」ってなって
意外と留学うまく行くんです！

英語ができる状態での留学ならば良いのですが、まだ自信のない状態だと
誰とも話ができないって辛いじゃないですか
最初は我慢していますが、やっぱり我慢できなくなる
大人ならいろいろ息抜きする方法があるけれど
子どもでも限界があるので
最後はちょっとしたことで手が出て、学校で問題を起こしたりしちゃいます。。それしか方法ないから

もちろん最初日本人寮の子も手を出しちゃったり問題を起こすこともあったけど、「問題はなんだったのか」「なんでそうなったのか」寮で本人と話ができるので小さい問題のうちに解決

その時に起きた問題は「自分のものがなくなる」だった
貸してあげたペンが戻ってこない、置いてあった消しゴムがない
実はマレーシアでは「借りたものを返す」ことって当たり前ではなかったり、置いてあるものは誰でも使ってしまうらしい

最初は大人でも「なんで？」ってびっくりしました
でも自分から「返してね」って言うこと、授業が終わったら筆記用具は筆箱に片付ける。これをすると物がなくなることが少なくなりました
とても小さなことかもしれないけど、子どもにとったら「なんで返さないの？」「なんで勝手に使うの？」と不満がたまっていきます。。当たり前に思っていたことが当たり前ではない。。

こんな国による文化的違いを理解するのって時間かかりますね😉

日本の文具が可愛くて人気なので意図的に取る子もいたので「大切なものは学校へは持っていかないように」注意することもありました
これは日本でも同じですが。。

学校での過ごし方が分かると楽しくなるし、楽しくしていると友達もできる
友達ができると英語も上達しますね！
日本人寮にいても自信がついたら、学校の寮へ行けば良いんじゃない？って思って寮母さんをしていました

安心できる日本人寮も意外と良かったというお話です。

留学の秘訣
「細く長く続ける留学」は頑張り過ぎないことです！

今日の写真
寮生で出かけた電車に乗って1Day Tripです