こんにちわ。
あなたは、どうして今のあなたになったの？
よくそう聞かれます。そんなきっかけから、このnoteを書き始めました。

2011年に、都内はずれで1人で雑貨カフェを細々とひっそりとオープンしたsaki&pekoと申します。
名前はわたしの中の2人、ふたつですが1人です。

そんなわたしの店や自分のまわりの出来事を綴ってまいります。少しあやしくふしぎな世界も入りますが、よろしくです。

　　
「１１月に銀座で個展」
があたまをぐるぐるし、なんだかんだで引き寄せか？銀座の有名ギャラリーを借りられることになり、相変わらずあわあわしている中、クラウドファンディングを勧められ。

わからないことを問い合わせしたつもりが、そのまま申し込みになってしまい、クラウドファンディングの準備が始まってしまった。
　　

しばらくは、クラウドファンディングのお話しです。
クラウドファンディングをやりたいと思っているかたもいるかもなんで詳しく書いてます。
いや、書かせてください。わたしには、一生1番くらいの衝撃的な出来事だったので。

《ミッション》
文章をつくり、お礼のリターン品を決め、そして記事をホームページやSNSにアップし、思いつくすべての人に、紹介発表拡散をすること。

わたしがチャレンジしたクラウドファンディングは、all-or-nothingタイプというものでした。
当時はクラウドファンディングというと、たぶんそれしかなかったのかもしれません。
もちろん寄付みたいな感じで資金集めはあったと思いますが、なんせわたしは知らなかった。

all-or-nothingというのは、ゼロか100か？

目標金額に達成したらもらえる。
達成しなかったら全く無し。

という、サバイバルな感じのものでした。

クラウドファンディングでも、目標達成しなくても集まったものはもらえるのがあるけど、当時はそんなことも知らないし、究極なギャンブルとしか思えない。
が、それがどうなのかも知らないからわたしは気づかない。おそろしや、何ということでしょう、、、。

ミッション1.
まず、アップする記事を作成する。

5w1h質問を受けた内容を文章にするわけです。
応援してくれるような内容や説明文をわかりやすく、そして応援したくなるような文、、、？
文章チェックは、なかなか厳しかった。

直しもあり、たまたまわたしは文を書くのが好きだから、なんとかやれたけど、いやー雑誌の連載コラムを仕事でうけたような感じでした。

ミッション2.
リターンを決める。

応援してくれた方へのお礼を決めるわけです。
応援してくれた方へカードや商品などを贈るのは、気持ち程度でよかったのだ。
例えば1000円だとしたら、お礼のカードを送る、、、など。
応援は寄付と同じ、、、だけどわたしには、それが出来なかったのです。そこまでじゃなくてもいいとは知らなかったんです。

まあ、経験者たちの記事をよく見ていなかったのがいけなかったのだけど。

リターンには、心がこもっていなければ！
商品を買ってもらうくらいの作品を渡さなければ！
商品を買っていただくくらいな、そんな勢いで決めなくては！

これは、後々自分を苦しめることになるのだけど、、当時は気づかなかった、、、。

ミッション3.
SNSのフォロアー人数チェック。それらと友達親族へも拡散すること。

SNSは何をしているか、そのフォロワー数などを最初に聞かれました。
拡散やら応援には1番大事なことだったからです。店をしていたことも、きっと判断基準だったんだと思います。

わたしはそれを、一つやるたびに、恐怖におののいていました。

こ、こわい。
みんなに伝えることがこわい。
記事をアップすることもこわい。

なんせ1人。
1人で始めたこと。
なんも考えず、まあいいかで始めてしまった！
わたし、何という怖いことを始めてしまったんだろう？

ミッションに取り掛かりながら、クラウドファンディングの重いものがのしかかり、押しつぶされそうになっていました。

こんなことなら、個展は赤字でやればよかった。
その方が気軽だった。
始める前から、わたしはくじけた。

ラストミッション
「家族やらにも応援してもらってください」

ぎゃー！
で、できない、、、。

そう言われたけど、親には言えませんでした。
いや、これを親から応援してもらうのは違うと思いました。
それはクラウドファンディングじゃない、、、。
と思ったから、親には頼まなかったです。

しかし、まさかまさか。
いとこにお願いをしていた！
古い友達にも！
こんなお願いをすることになるとは夢にも思わなかった、、、。
よほど追い詰められいたのか？
自分で自分の行動が信じられなかった。

SNSでもわたしは、みんなに伝えお願いしました。

わたしは、今まで絶対やりたくないと思っていたことをしている。
助けてもらう、応援してもらう。しかもお金を、、、。

人生人に助けてもらってばかり。
ずっとそうだから、なるべく人に頼ってはいけない。
そうしちゃいけない、やりたくないと思っていたことを、結局わたしは100%やることになったのですよね。

できないよ！
いやだよ！
むりだよ！
やらなきゃよかった！
やらなきゃよかった！
どうしてはじめちゃったのか？

これは完全にわたしの修行。克服だったんですよね。

そうして、
クラウドファンディングチャレンジ開始の日が迫って来るのです。

今思い出しても緊張するわ。

ではまたね。