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「近所のおばちゃんが、まるで救世主に思えた日」

で、しばらくは会社を辞めてゆっくりしながら物件を見つけようと思いました。
まあ、見つかんなくてもいいか。

片隅の町で小さな小さな雑貨販売&喫茶店をしております店主のpekoriです、こんにちわ。2019年になり「わたしが店をはじめたわけ」を書いております。

会社をやめて、毎日家でぶらぶらするようになったアタシを見て、近所のかたたちが声をかけてくるようになりました。
最初はくわしく話せないので、休みが変わったとか、代休とかいろいろにごしていました。仕事内容がかわるので休んでいますとか、ウソをついていたのだな。

はじめるのか、はじめられるのかわからないのに大事な会社を辞めるなんて。
出来るのか出来ないのか、こんな夢みたいなこと言ったら、あきれられるだろうし。怒られるだろう。
真面目に働かないなんて、いい加減でお気楽でしょうかない。
そう思われると、勝手に思っていたんです。
だからいえなかった。

だからといって、みんながみんなわたしのウソを本気にしてるわけもありません。

どうしたの?なにかあった?


心配してくださるたくさんのかた、とうとう近所の親しいおばさんに問い詰められて、会社をやめて人が集まる店をやりたいんだと、本当のことを話しました。

すると、おばさんはいいました。

(pekoriちゃんは、人のためにすごくいいことをしようとしているんだよ。だから、会社を辞めたことを恥ずかしいと思う必要はないんだよー)

おばさん、うおー!!なんてやさしい言葉なのですか!

すごくうれしくて泣きそうになりました。
そうだ、そうだよ!やらなくちゃ!
よし、やろう!

あたしは、また強く決意しました。


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