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ミトコンドリアの代理人やってます、下村です。真の健康はミトコンドリアファーストから。


30数億年前、
我々の祖先はミトコンドリアを飲み込んだのか?
それともミトコンドリアに感染されたのか?
上のイラストの小さいオレンジで中身がぐじゃぐじゃしているのがミトコンドリア。
それを飲み込んでいるのが、真核生物(我々)の大先祖と言われているアーキア。
果たしてアーキアはミトコンドリアを飲み込んだのか?

我々は、ミトコンドリアに支配をされている。だから、健康はミトコンドリア次第。


私は、ミトコンドリア様の代理人をさせて頂いております、下村温(シモムラユタカ)と申します。

「ミトコンドリア式健康セミナー」で生活習慣病を根本的に解決する食事方法をお伝えする講師も承っております。
健康経営にもお役立てくださいませ。

社会問題解決「ミトコンドリア式認知症セミナー」
身近には、認知症の母(92歳、要介護3 2024年3月時点)を、食事で改善させて来ました。

代理人が32億年前を振り返って持論を元に解説します。

なぜ「ミトコンドリアファーストなのか?」


結論から言います。

我々は、ミトコンドリア様に支配されているからです。
だから、ミトコンドリアを中心に考えます。

ミトコンドリア様は女性です。
かなり年上の女性ですので、ミトコンドリア姉さまと呼ぶことも有ります。

我々は32億年前にミトコンドリアとの主導権争いに敗れました。
その結果、ミトコンドリアを中心として身体は生きています。

主導権争いとは、いったいどうゆう事か?

32億年前、地球は海に覆われて暖かく、細菌のような単細胞生物しかいなかったとされます。
そうしてアンモニアや二酸化炭素が満ちていて、その単細胞生物は酸素が無い世界に生きていました。

そこに光合成が出来る細菌が出現して、二酸化炭素と太陽の光を利用してエネルギーを作り、酸素を吐き出すようになりました。
現在の植物の原型です。

そうして、だんだん酸素が満ちてきました。
酸素は酸化をさせる力が有るために、抗酸化力が無い生物に取って見れば猛毒です。

すると二酸化炭素の中で快適だった単細胞生物に取って見れば、酸素の存在は生死を左右する大問題になりました。

その大問題となった生物の一つに我々の大先祖のアーキアが居たことになります。
アーキアは、酸素が苦手なので、海の底の方に潜りました。

そのため現在でも海底、地底からアーキアは見つかります。

一方、ミトコンドリアの先祖と考えられる細菌もいました。
そのミトコンドリアの先祖は、何と!!!酸素を利用してエネルギーを作り出すことが出来るという特技を持っていました。

しかし、彼女にはアーキアのように物を捕らえて食べるという技が有りませんでした。

そこで、「一計を案じたアーキアは、ミトコンドリアにすり寄って、彼女を飲み込んでしまえば、自分の苦手な部分を克服できると考えた」説と、「いやいや、ミトコンドリアがアーキアに感染して、アーキアを乗っ取ったんだよ」説が有ります。

で~~~
代理人は、後者の立場を取ります。

つまり、繰り返しますが、ミトコンドリアに支配されている、コントロールされているのが我々であり、世の中の真核生物に分類されている極めて多くの生物は、皆同じ境遇にあると考えます。


身体のシステムがミトコンドリアファーストだから、以下の事が起きます。

例えば、脳よりもミトコンドリアが優先されるので、脳死状態になっても生きて行くことは出来ます。

筋肉よりも骨よりもミトコンドリアが優先されるので、骨粗しょう症やサルコペニアにもなります。
でも生きています。


筋肉、血管、内臓、骨、脳を犠牲にしてまでも、ミトコンドリアに栄養を届けて酸素を届けようとしているのです。
これを私は、ミトコンドリアファーストと表現します。

という事は、ミトコンドリアが満足する状態を作れば良いことになります。

チョット長めですが、お付き合いくださいませ(既に長いか)。

ミトコンドリアの代理人、つまり私の発する言葉を良~く聞いて欲しいと思うのです。

先ず、支配されている証拠を何個か上げましょう。

①ミトコンドリアが居なければ我々はエネルギーを得ることが出来ない。
ミトコンドリアが不調になるとがんを始めとしたあらゆる内科系の病気になる。

②赤血球以外、ほぼ全身の細胞の一つ一つにミトコンドリアが数百~数千も存在している。
数が圧倒的に多い。単位は兆を超えて京の世界に近づく。

③真核生物全体で見ると、そこら中にミトコンドリアが居る。
地球上は圧倒的にミトコンドリアの支配する世界である。

④生殖細胞はミトコンドリアの支配下にある。
ミトコンドリアが元気でいなければ繁殖が出来なかった。
もちろん進化も出来なかった。
進化の過程で雌雄が出来た後は、母から娘にミトコンドリア遺伝子はバトンを渡して来た。
つまりミトコンドリアは雌系の流れをくむ。
ミトコンドリアの年齢は32億歳とも言える。

⑤進化の過程で雌雄に分かれた時に、我々の先祖のアーキアの遺伝子は減数分裂でバラバラになったが、ミトコンドリアの遺伝子は良く保存され来た。
核内に遺伝子を送り込んで、核内遺伝子を支配している。
やり方は寄生生物そのもの。
いや、現在の寄生生物はミトコンドリアを範としたのだろう。


そんなミトコンドリアの弱点。これが分かれば、注意すべき事が見えてくるし~。

ミトコンドリアは酸素が必要な細胞内小器官である。
よって、酸素が少なければ十分な仕事が出来ない。

つまり、低酸素が弱点と言える。
(ミトコンドリアの弱点を突けば、大先祖アーキアの世界を取り戻すことが出来るか?アーキアの悲願、自由を奪還!か?・・・実は、アーキアの世界はがんの世界なのだ。そりゃ不味い( ゚Д゚) このままが良い!)


ミトコンドリアが弱ると活性酸素をたくさん出して、細胞と共に自殺をする。
これをアポトーシスと言う。
ところがアポトーシスが上手く行かないことがたまに有る。
ミトコンドリアが弱って、アポトーシス出来ないと、やがてその細胞はがん化すると言われている。


「がん細胞は、細胞の先祖返り」とも言われているのは、「主導権がミトコンドリアから大先祖のアーキアに移るから」となる。

32億年前のアーキアは酸素を必要としない生物であった。
だから、細胞がアポトーシスを嫌って、生き延びた時にはアーキアの性格が出て、酸素を必要としないがん細胞となるというわけだ。

がん細胞の特徴の一つに「無限に細胞分裂を行う」がある。
我々の正常細胞は、分裂可能な回数が決まっているが、がん細胞にはその回数の縛りが無い。だからどんどんと大きくなる。
がん細胞は不老不死の細胞であるが、大昔のアーキアと言う単細胞生物の分裂方法に戻っていると言える。

また、酸素が少なくなって不完全燃焼を起こすとミトコンドリアは活性酸素を漏らすようになる。

活性酸素は長鎖の不飽和脂肪酸を酸化させる。
これを「自動酸化」と言って細胞内に過酸化脂質を作る事になる。
過酸化脂質はタンパク質や糖を変性させる。

変性したタンパク質は血管にくっ付いてアテロームを形成して、血管を詰まらせる元凶となる。

これが老化の本質である。

因みにがん細胞中のミトコンドリアは弱っているだけで死んでいる訳ではない。
だから、ミトコンドリアを活性化するようにしてやると、ミトコンドリアが元気になるので、がん細胞は正常細胞に戻る。

では、「ミトコンドリアを活性化」とは?
ミトコンドリアが喜ぶ状態。


ミトコンドリアが喜ぶ状態とは?

「酸素を運んであげれば良い。」で有るが・・・。
書くのは簡単だが、実行するとなるとコツが必要となる。

細胞ががん化した時点で、既に低酸素である。

じゃーーー、なぜ低酸素になったのか?
低酸素の原因はなにか?
それを突き止めて、その部分を変更することが根本的な改善方法に繋がる。

①毛細血管が健康的で血液も流れが良い状態。
まあ、そうなのだが、毛細血管が詰まることが多々ある。
気付かないがいつも詰まっている。
詰まるから問題が起きる。
詰まると血流が滞るので、ゴースト血管が生れる。
ゴースト血管とは、血管が有るけど、血液が流れていない血管で、放置するとやがて血管が無くなる。
20歳の時の血管の総延長は10万kmだが、60歳になると6万kmになるそうだ。血管が消滅した分だけ、皺が増えたはずだ~~~!^^;

②油に注意するのだ。良い油を摂るのだ。
細胞には脂質で出来た膜がが有る。
細胞膜と言う。
細胞の中にはいろいろな役割をしている、とっても小さな器官と言うのが有って、ずばり細胞内小器官と言う。
なんのひねりも無いけど、有るのだ。

細胞内小器官のメンバーには、核、ミトコンドリア、リボゾーム、ゴルジ体、小胞体、リソゾームなどが有るが、これらも脂質の膜に覆われている。

細胞膜と細胞内小器官の膜をまとめて生体膜という。

で~~~だ!

人間一人のそれらの生体膜を、全部まとめて引き伸ばすとどのくらいの広さになるか?

ざっと、10km✖10kmの広さ、つまり100km平米となるのだ。
しかもオングストロームレベルの薄さだ。

この膜は外界と体内の間を仕切っていて、センサーとしての役割をしている。
つまり我々の身体には、超巨大で超高性能だが、超超ちょ~う傷つきやすいセンサーが有るという事なのだ。

これが、リン脂質と言う名前の脂質で覆われた膜なのだ。

ここからが重要だ。

このリン脂質は、割と酸化に弱い。
酸化した油脂で調理されたものを食べる事でも、このリン脂質が影響を受けて、細胞膜は「炎症」を起こす。

「コラッ!お前らアブラ!!! ワイの超高性能センサーに対して何してくれるネンッ!!!」って感じ。

人類の歴史の中で、今ほど油脂を食べている時代は存在していなかった。

油脂まみれの食事は、人類にとっては初体験に等しい。

しかもそれが酸化しているならば、ミトコンドリアに取って見れば大迷惑になる。

炎症を起こしている細胞膜は、酸素や栄養分の透過が悪くなる。
いや、それだけでなく、ホルモンやミネラルイオンの透過や、細胞内で発生した老廃物の排泄にも悪影響が出る。

つまりだ、生体膜の酸化を防ぐことで、ミトコンドリアに酸素を始めとしてさまざまなものが届けられるとなるのだ。


まだある。
③ストレスも重要な要素となる。ストレスは酸欠をもたらす。コルチゾールはNHE1遺伝子に働きかけて細胞内外のPHを逆転させて不健康な状態を作ってしまう。
④インスリンが良く効いて細胞内に抵抗なくブドウ糖が入ることも大事だ。高血糖は細胞を焦がすことが知られている。
⑤甲状腺ホルモンが良く働いていることも大事だ。甲状腺ホルモンが働いていないと、代謝が悪くなるので例えば体温が低くなる。体温が低いという事はミトコンドリアが働けていない証明になる。
⑥甲状腺ホルモンの活性化には胆汁が重要な役割を果たす。体温が低いならば、つまりは正常な胆汁が作られていないかもしれず、そうなると肝機能も問題となる。国民の3割が脂肪肝だと言われてる。
⑦ビタミンやミネラルが十分であるのが大事なのは言うまでもないが、意外にもミネラル不足が常態化している。ミネラルの重要性は、3大栄養素の上を行くと言っても過言ではない。しかも我々は本物のミネラルの知識が不足を通り越して欠落に等しい。サプリじゃ無いのだ。
⑦実は尿酸はビタミンCの6倍という凄い抗酸化力が有るのだ。ところが現代人の食生活ではその尿酸の抗酸化力を捨ててしまった。それどころか、尿酸を針のようにとがらせて、健康の敵に仕立ててしまった。尿酸を味方にすれば老化を遅くすることが出来る。

これらの事を組み合わせて、ミトコンドリアが喜ぶ状態を作る事になる。


では、何をどうすれば良いのか?「健康の一丁目一番地」


アルカリ性体質になる食品を選んで食す。
健康の物差しとして、唾液をアルカリ性にする。
他にもいろいろあるけれども、先ずはアルカリ性体質!
健康の一丁目一番地は「アルカリ性体質」。

自分がアルカリ性体質か否かは目安が有る。
虫歯、歯周病になり難いこと。
虫歯、歯周病になっても自然に治ること。
平熱が36度6分以上で有る事。

「健康の一丁目一番地」で、どうなるのか?

「一丁目一番地」を継続することで、どうなるのか?
ずばり!若返る(見た目も、細胞内も)。

若い時には出来たことが今は出来なくなったことが有るとしましょう。
膝が痛い、腰が痛いとか有るとしましょう。
それ、お任せください!

スピードを重視で、サプリメントを使う場合も有るが、基本的には体質改善で問題解決。


では、「一丁目二番地」は何か?

それは、概日リズムだな。


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