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織り終えた反物紹介【2024.3.22】

 ちょうど1ヶ月前。2月22日から織り始めた反物を本日織り終えました!
 縦4m62cm✕横29.8cmの「網代織り(あじろおり)」です。

今回はちゃんとスマホで全体を撮ったぞ。


 週5日通所するようになり午後まで滞在する日も増えたおかげで、いつも織り終えるのに数ヶ月かかっていたのが1ヶ月まで短縮できたことをシンプルに驚いています。

 以前載せた「はじめての「網代織り(あじろおり)」。」という記事にも記したように、今回は「藤の花」をテーマ/イメージしています。「網代織り」の四角形を考えたとき、長方形の下に小さな正方形をコロコロさせて「藤の花」に近づけたいと思ったのですが…どうでしょう。
 小物やショルダーバッグをつくれる幅で織った反物です。ちなみに両端は約1.5cm縫い代になります。

薄紫、濃紫、緑の横布を使用。
濃紫の布がケバケバしているので整えたい。
和服の女性が頭に「藤の花」を飾っている姿が
浮かびイラストに。
全体を眺めたら緑色の横布(下半分)で
織った部分が想像以上によかった。
渋いのがよかった。
最後の30cmくらいは明るい緑色(上半分)の布を。


 「藤の花」が美しいなんて20代のころには感じませんでした。「蓮の花」だってそう。
 いつから惹かれるようになったんだろう。
 花を見つけて立ち止まる。自転車を止めてまで写真を撮りたくなる。
 しかしながら、新型コロナが明けたら行きたいところリストに入れていた調布市にある「神代植物公園」へはまだ足を運んでいない矛盾。

 今回の反物で、自分用のバッグを注文させてもらおうか悩んでいます。これまで自分で織ったもので購入したのは、はじめて織った反物でつくったポーチのみです。

「春」をイメージしたポーチ。


 このポーチ用の反物を織っているとき、めちゃくちゃ楽しかった記憶があります。出来上がるのが楽しみで、みんなの前でお披露目したときも高揚感で溢れていました。
 今はnoteをお披露目の場としていますが、また以前のように巻物を開いていくようなあのわくわくする時間が戻ってきたら嬉しい。本当は見て欲しい人の前でもそれをしたい。裁断される前の状態は、写真でしか残しようがないですからね…。

 次は何をイメージして織りをしようか。まだ何も浮かんでいませんが、四季の風景や花々、ときに物語を想像しながら糸や布を選んでいきたいです。

✽✽✽✽✽

●コチラは前回織り上げた反物です↓


【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23【ODAMKI(就労継続支援B型事業所)HP】
https://www.odamaki-sakiori.com/


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