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下鴨神社、みたらし祭「あしつけ神事」

7月下旬に下鴨神社のみたらし祭へ行ってきた。
猛暑だったので当日の朝まで悩んでいたけれど、やはりどうしても行きたくなり急いで準備をし、1時間後には家を出た。

みたらし祭にいくのは今回がはじめてで、特に恒例の無病息災を願う「あしつけ神事」に参加したかった。

井上社(御手洗社)にある御手洗池に足を膝まで浸しながら歩いて献灯するという神事である。

献灯

日中だったけれど池の水はとても冷たく、その場所だけが神聖な空間に思えた。まわりの人たちも「わぁー、つめたーい」といいながら笑顔だ。知らない人たちとほんの少しとはいえ、同じ神事を共にしているという一体感がとてもうれしかった。

夜になると多くの提灯がライトアップされ、より幻想的な雰囲気になると思う。昼と比べて涼しいだろうし、次回はぜひ夜にいってみたい。

帰りに御神水をいただき、ハンカチを買って神社を後にした。
猛暑だったせいかそんなに人もいなくて、おかげでゆっくりとした時間を過ごせた。

結局、この日を逃していたら行くことができなかったと思う。特に出不精なわたしにとって「行きたい」と強く願うこと自体、とても貴重なことだから。ひょっとして水の神様、瀬織津姫に呼んでいただいたのかもしれない。


さいごに、神社近くの「加茂みたらし茶屋」に立ち寄り、5本入りの団子を買って帰った。

水泡の姿 ひとつ目だけ離れてます