はなしほ

◎日常のこと ◎近代文学復刻版の簡単な紹介と感想(写真、装丁、著者) *1871 (明…

はなしほ

◎日常のこと ◎近代文学復刻版の簡単な紹介と感想(写真、装丁、著者) *1871 (明治4)〜1943(昭和18)

マガジン

  • 日々のエッセイ

    日々の生活について自由に書いています。

  • 昭和 近代文学 名著復刻版

    1926〜1943(昭和元年〜昭和18年)

  • 大正 近代文学 名著復刻版

    1912〜1926(大正元年〜大正15年)

  • 明治 近代文学 名著復刻版

    1868〜1912(明治元年〜明治45年)

最近の記事

【散歩】2024年4月の桜

*** 2023年3月 あれから一年がたちました

    • 【龍谷ミュージアム】仏にしたがう仲間たち

      西本願寺の前にある龍谷ミュージアム。 仏のそばにいる眷属の展示会にいってきました。 眷属ってなに?ですが、仏のまわりにいる従者です。 仏ばかり見ているとつい見逃しがちですが、しっかり仏の足元などにいます。😀 館内では、仏教の思想や文化、アジア(インド、ミャンマーなど)全域での仏教、日本の仏教の歴史などを紹介。やはり実際にみると圧倒されます。 老若男女、真剣に見入っている方が多く、また、掛け軸の前ではメモ書きを熱心にされている方もいらっしゃいました。 こんな昔のものが目

      • ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く

        先日みたばかりの映画、「ミセス・ハリス、パリへ行く」。 続きのニューヨーク編が気になっていた。 ハリスおばさん、次はどんな冒険をするんだろう? と、ちょうど宿泊していたホテルのすぐ近くに書店があったので、のぞいてみたら・・・・あった、あった!パリではなくニューヨークが。 思わずにんまりして、すぐに手に取りレジへいった。 ホテル滞在の1日目は読書の時間がとれなかった。けれど、翌日の早朝。まだ暗かったけれど、目をこすりながら起きた。 せっかくのホテル。いつまでも寝ていた

        • メルカリ初心者のその後〜収益と感想

          2022年7月にメルカリを始めてから1年半がたった。 「一つ売れたら、一つ出品する」という地味な売り方だけど、なんとか続けている。 これまでの出品数は16点。 配送料と手数料をのぞいた純利益はおよそ72,000円。 出品の内訳は、本、CD、文具、生活雑貨、株主優待券。 売りやすいもの ◎絶版の本 売りやすいのが「絶版の本」。 そもそもメルカリを始めたきっかけがこれだった。 ライバルがほぼいないので強気の価格でも売れる。 ◎株主優待券 この中でも一番取り扱いやすいの

        【散歩】2024年4月の桜

        マガジン

        • 日々のエッセイ
          32本
        • 昭和 近代文学 名著復刻版
          15本
        • 大正 近代文学 名著復刻版
          30本
        • 明治 近代文学 名著復刻版
          38本

        記事

          ミセス・ハリス、パリへ行く

          この映画を見た後、思いっきりおしゃれをしたくなりました。他人の目なんて気にせずに。 * ここのところ、毎日しなくてはいけないことがたくさんあるのに、体調がいまひとつ。朝、なかなか起きられない・・これは心と体の黄色信号かも。 ということで「華やかな気持ちになれる映画やドラマ」を見ることにしました。そこで今回選んだのが「ミセス・ハリス、パリへ行く」です。 1950年代のイギリス。夫を戦争でなくしたミセス・ハリス。ハウスキーパーの仕事でお金を貯め、ドレスを作ってもらうため、

          ミセス・ハリス、パリへ行く

          人生楽しまないともったいない

          あと一ヶ月ちょっとで2023年が終わる。 さて、2024年はなにを目標にしようかと考えていた。 「いま、一番したいことってなんだろう?」 そう思いながら、シドニー在住のタロサックさんのYouTubeを視聴していた。 オーストラリアに住んでいる日本人へのインタビューだ。 夢と勇気を持ち、オーストラリアへ渡った人たち。 生き生きとしていて、みんなとってもパワフルだ。 パンデミック中に海外へいくために準備をしていた人、英語を集中的に学んでいた人・・それぞれのストーリーがあ

          人生楽しまないともったいない

          秋のアート鑑賞:川瀬巴水の展覧会

          電車に乗っていると、ある「吊り広告」に思わず釘付けになった。 先日泊まったホテルにあった本、川瀬巴水だ。 9月に記事を書いて以来、現代的な浮世絵の木版画家でずっと気になっていた。 これはタイムリーということで、さっそく展覧会へ。 ただ、思っていた以上に混雑していたため、ゆっくり鑑賞することができなかった。 人の波にもみくちゃにされながら。 あの美術館の鑑賞方法、なんとかならないかなぁ。 オンラインで擬似鑑賞でもさせてくれるとありがたいんだけど・・ 結局、作品をゆっ

          秋のアート鑑賞:川瀬巴水の展覧会

          グレイヘアで髪が生き返る

          久しぶりに母とレストランで食事をした。 前に会ったときとは雰囲気が変わり、グレイヘアになっていた。 しかも、ふわふわボリュームがあってつやつやしている。 カラーリングをやめたおかげで、節約ができ、髪も生まれ変わり、肌もきれいにみえる(?)と喜んでいた。もっと早くからグレイヘアにしておけばよかったとも。 私も一度グレイヘアにしようかと試したことがあるけれど、3ヶ月目でギブアップ。白い髪の量が足りなかった。 美容師さんいわく、中途半端だとかえってみすぼらしく見えるらしい。

          グレイヘアで髪が生き返る

          ミステリと言う勿れ〜三好達治の「測量船」

          ダッシュボードを見たら三好達治の「測量船」が本のなかでもトップになっていた。特に7月と8月に急上昇。 めずらしい。なにがあったんだろう?と不思議に思ったけれど、すぐにピンときた。 あ、「ミステリと言う勿れ」のドラマの影響だ。 ちょうど私自身、その再放送をTVerで見ていたのでひょっとしてこれかなって。 そのドラマの冒頭で三好達治の「乳母車」がいきなり登場。 「母よ・・」とぼさぼさ頭の男性(柄本佑)がつぶやくように読んでいるシーンがあった。それがなぜか乳母車という詩と合

          ミステリと言う勿れ〜三好達治の「測量船」

          下鴨神社、みたらし祭「あしつけ神事」

          7月下旬に下鴨神社のみたらし祭へ行ってきた。 猛暑だったので当日の朝まで悩んでいたけれど、やはりどうしても行きたくなり急いで準備をし、1時間後には家を出た。 みたらし祭にいくのは今回がはじめてで、特に恒例の無病息災を願う「あしつけ神事」に参加したかった。 井上社(御手洗社)にある御手洗池に足を膝まで浸しながら歩いて献灯するという神事である。 日中だったけれど池の水はとても冷たく、その場所だけが神聖な空間に思えた。まわりの人たちも「わぁー、つめたーい」といいながら笑顔だ。

          下鴨神社、みたらし祭「あしつけ神事」

          本の装丁(ブックデザイン)の歴史を知る

          昨日、夫が「別冊 太陽」という大判の雑誌を買ってきました。 テーマは「日本のブックデザイン150年 装丁とその時代」。 近代から現代までの装丁の歴史を紹介しています。 夫いわく、書店で山積みされていたこの雑誌。翌日に見たらなんと数冊しか残っていなかったそうです。そこで急いで購入したとか。(それ、わかる。欲しい人にはたまらない) * みだれ髪、思ひ出、雁、吾輩は猫である、こころ・・ なつかしい本が続々 浅草紅団、聖家族もお目見え * 文章(中身)だけでなく、装丁(外

          本の装丁(ブックデザイン)の歴史を知る

          +2

          【散歩】2023年3月のシダレザクラ

          【散歩】2023年3月のシダレザクラ

          あの文豪たちもここにいた

          先日、京都の東山にある「ウェスティン都ホテル京都」に宿泊してきました。 2021年にリニューアル、新しい温泉もできたということで前々から行ってみたかったホテルのひとつです。 せっかくなのでチェックインよりも早めに到着。まずは都ホテル京都の歴史を展示しているスペース、「都ギャラリー」へ。 * 1890年に創業以来、多くの賓客が訪れており、写真や署名、当時使っていた食器や家具などの調度品も展示されていました。 そして・・ 展示パネルを読んでいると「川端康成の写真と志賀

          あの文豪たちもここにいた

          Audibleで本を聴く

          2022年の一番の思い出といえば「日本近代文学」。 ほとんど知らなかった未知の世界にいつのまにか引き込まれていました。 といっても手持ちの本を簡単に紹介しただけ・・。実際に本を読んだわけではありませんでした。 あれから少し離れていましたが、ここにきてなにかと落ち着いてきたこともあり心はまた文学に戻ってきました。 なぜならどうしても知りたいと思っていた本がたくさんあったし、その貴重な欲求を来年に持ち越したくなかったからです。 ただ最近はドライアイで目がかすみがちなので、

          Audibleで本を聴く

          糺の森、下鴨神社へ

          先日、下鴨神社へ参拝してきました。 前回訪れたのが2月だったので8ヶ月ぶりになります。その前は紅葉の美しい時期でした。こちらには、だいたい年に2、3回訪れていると思います。 個人的にお気に入りの場所というと、敷地内にある糺の森。 樹木のにおい、風の音、鳥のさえずりなど。こちらの散歩道を歩いているととても癒されます。 あくまでも私の場合ですが、この森にはいるとどこか神々しさを感じるんですよね。ひんやりとした空気もあって・・不思議と異空間に入り込んだような錯覚に。 この

          糺の森、下鴨神社へ

          断捨離と体調管理

          「なにか捨てるものはないかな」 と収納棚をしょっちゅう開けては不要なモノを処分していた。 ペン、ポーチ、エコバッグ、文具・・・ ただ一つ、以前と捨て方が違うのは「メルカリで売れるかも?」と一瞬立ち止まるようになったことだった。 * この夏にメルカリデビュー、あれから追加で三点出品した。少ないけど、どの購入者さんもそれぞれおもしろい個性があることを知った。 ただ、私自身はめんどくさがりなので、ひとつ出品するだけで精一杯。梱包、発送にはあれこれと神経を使う。 これが

          断捨離と体調管理