ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の鬼教官。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さんは、誰かを師事して事はありますかい？

小学校•中学校•高校•大学•塾•自動車学校etc。
様々な場所で『先生』と呼ばれる人や『教官』と呼ばれる人に指導をしてもらった事があると思う。

花山も例に漏れる事なく、各カテゴリで様々な人を師事してきたのね。

最後の師事者は警察学校の教官。

全国共通かどうかは分からないけど、花山が在籍していた警察学校は正教官•副教官の2人で一つのクラスを受け持っていたんよ。そのクラスが複数あって、その期生をまとめる主任教官という人が一人いるみたいな感じ。

警察学校の教官というと少し前に話題になった『教場』でお馴染みだと思いますが、作品同様に警察学校の教官はみんな強烈なキャラクター性の持ち主なんよ。

関わった教官を一人一人紹介していくと五徹ぐらいしないといけないから、花山がいたクラスの正教官と副教官を紹介するね。

■正教官:K教官

花山の警察官としての基礎の基礎を築き上げてくれた人。

警察官になって初めて出会った警察官がK教官だったから、警察を辞した後も思いを馳せる人の一人。

一言でK教官の事を表すとマジで『教場』の風間教官。そりゃキムタクと比べたら、顔はアレですよ。キムタクみたいな人が警察学校にいたら、腰振りまくり案件よ。

ただ、『教場』の風間教官を見た時に喋り方や雰囲気に強烈なデジャブを感じて、脳内の辛苦い記憶に花山は連れ込まれちゃったんよね。

ファーストインプレッションはキンキンに冷えたクールガイ。

周りの他の教官が怒声を甲高く上げている中、K教官のいたその場所だけが5度くらい温度が下がってるかと思うくらい静寂だったんよ。

『ん？もしや当たり教官なんじゃないか？』と思って、大当たりを引いたと思ってたんだけど、100点満点の間違いを花山はしていたんよね。

どんどんクールさのコクが深まっていって、よくある一番静かな人が一番恐いという漫画の強キャラパターンの教官だったんよ。

年齢も比較的、教官の中では若くて若い内に警部補に昇任したエリートと言っても差し支えのない人で、刑事畑の人で捜査も鑑識もこなしてきたリアル風間教官みたいな人だったんよね。

リアルに卒業の日まで笑った顔を見た事が無く、卒業の日に笑った顔を見た時は感慨深いモノがあったね。

■副教官:N教官

花山のいた都道府県警の生きる伝説N教官。

年齢はK教官よりちょっと上のオジサンだったけど、経歴が輝き過ぎていて、目を開けていられないんよね。

そもそも拳銃訓練の担当教官ってだけでも、花山みたいな厨二病患者は心がくすぐられるし、特殊部隊出身という警察じゃなくて軍人の様な経歴の人。

そして、極太チェーンスモーカーで気付いたらヤニを口に咥えている荒くれ者でもあり、なろう系小説の主人公みたいな絶対強者だったんよ。

警察官というよりかはチンピラの方がしっくりくる人だったし、特殊部隊で班長も勤めていた人だったから、基本的にパワープレイを求められるんよね。

警察学校では警備実施と言って、機動隊の簡易版訓練を何回か実施するんよ。花山のクラスはN教官じゃなくて、別の教官が訓練の担当教官だったんだけど、なぜかN教官は毎回訓練に召喚されるんよ。

機動隊の特殊部隊出身かつ数々の警備をこなしてきた警察軍人の権化みたい人だから、追い込み方がエグい。

自分の担当クラスでもあるから、リキが入るのは分かるんだけど、警備実施前に言われた言葉でいくつか忘れられない言葉があるんよ。

『お前ら、許可なくシぬなよ。』

パワーワード過ぎんのよ。
この世界はいつから死ぬ事が許可制になったんだよ。
いくら警察の指揮系統が旧石器時代のモノであったとしても、死ぬのが許可制なのは脳筋フルマックスなんよ。

他の迷言だと『今日の俺の目標はお前らを全員病院送りにする事だ。』という言葉も残しているのね。

警察官の口からこぼれ出ちゃいけない言葉なんよ。
ヤンキー漫画でしか聞いた事ないセリフなんよ。
こんなコンプラ全盛期時代に強心臓過ぎんよ。

花山が警察学校にいた時はまだ平成の時代だったんだけど、追い込み方が大日本帝国時代だったね。

■まとめ

正直、正教官のK教官より副教官のN教官の方が思い出が深いんよね。

何でかって言うと一回我々のクラスがK教官の逆鱗に触れてしまって、2ヶ月くらい口を聞いてもらえない倦怠期間があったんよ。

その時は我々のクラスはN教官を通してでしかK教官に話をする事が出来なかったから、皆んなN教官との方が関わる頻度が多かったんよね。

本当に破天荒な思想の持ち主で、警察全体で敷地内の喫煙場所を撤廃するとなった時は、作戦を遂行するかの如く動き『もし、この警察学校でタバコが吸えんくなったらこの学校ごと潰す。』と破壊神みたいな事も言ってたんよ。

何にせよ、K教官もN教官も花山の警察人生の礎を築いてくれた人だったから超感謝。

いつか自分が誰かに何かを教える立場になった時にこんな風に思ってもらえる人になれたら、こんな嬉しい事はないよね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。