ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の電車の網棚の上の新聞紙。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、物はよく失くしたりしますかい？

花山はハイクオリティな神経質系男子かつミニマリストだから、物を失くすという経験をしない様に気を付けながら生きているんだけども、それでも数年に1回くらい物を失くしたりするんよね。

テレビとかラジオとかのメディアを観たり聴いたりしていると、結構大事な物を定期的に失くす方もいるんだよね。

花山からすると『もうちょい気ぃ付けぇや。』と思ったりするんだけども、皆さんの周りや自分自身でもいいんだけど、物をすぐに失くす方っている？

花山は割りかし周りにすぐに物を失くす人がいて、小学校からの友人は会うたびに何かを失くしたハナシをしてくるし、父親なんかは外に持ち出してないのにどこかに物を失くしたりする始末。

まぁ、失くなっても支障の無い物ならその人のお茶目な特徴ぐらいとして捉えられるけども、失くしたらダメージがどデカい財布や携帯電話や身分証を頻繁に失くすのはさすがにアカンと思うんよ。

そういえば警察学校時代のハナシなんだけども、失くし物の件でこんなハナシがあったんよね。

■○○大捜索

皆さんは警察官が付けている階級章がどの様にして制服に付いているかご存知？

まぁ、ネットでググってもらえればすぐに分かる事なんだけども、階級章は2箇所ネジが付いていて制服には裏ネジで留めてるいるんよね。だから、元から制服にくっ付いているワケじゃなくて、毎回毎回自分で取り外しをして保管してるんよ。

そんな感じで裏ネジを留めてるだけだから、たまに緩んで外れちゃう時があるんよね。

なんか嫌な予感がしてきたでしょ？

裏ネジが外れたのが休んでる時とかの落ち着いている時なら良いんよ。『あぁ、危なかった。』と言って付け直せば済むからね。ただ、警察官は混沌とした荒れた現場へ行く事が多い仕事なんよね。

そんな時に階級章の裏ネジを気にしている警察官なんてこの世に一人も存在しないんよ。それで、現場を片付けてふとした時に気付くんよ。

『あれ？裏ネジが一つ無い』って。

無いに決まってるのに身体の至る所を触って探すんだけど、当然あるはずが無いんよ。後でこっそり現場に戻ってみたりするけど、日本警察のチカラを持ってしても見つからないのね。

ここからは個人の腹持ちのハナシになるのよ。

潔く上司に話すか、黙り続けるか。

選択肢は二つに一つ。

■警察学校でのハナシ

警察学校であったハナシで切り込んどきながら、警察学校の一文字も出していなかった旨、深くお詫び申し上げます。

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ぶっちゃけハナシなんだけども、裏ネジも貸与された階級章の一部だから失くしたら問題なんだけど、ちゃんと報告すれば裏ルートで出回っている裏ネジを入手出来る場合もあるのね。

『なんで、花山はそんな事を知ってるの？』って疑問に思われた方。

勘のいい人ならお気付きだと思う。

花山も裏ネジを失くした経験のある警察官だからなんよ。

ただ、花山の場合は組織に乗せて報告をしたワケじゃなくて、同じ係の上司にこっそり『裏ネジって余ってないですかね？』って相談して"闇"裏ネジを入手したのね。

警察官という品行方正が求められる警察官のくせに闇ルートで裏ネジを手に入れたんよ。はい、ダメ警察官。

なんかめんどくさくて、裏ネジぐらい東急ハンズぐらいで売ってるやろって思ったら、全然一般に流通してない代物なんよね。

花山はうまい事闇ルートで手に入れたけど、これはあくまで警察署でのハナシなんよ。

警察学校の様な監獄だと、裏物は流通してないんよね。

じゃあ、万が一失くした場合はどうかというと、失くした人間のクラス全員の連帯責任で皆んなで捜索するのね。

恐ろしいのが、何時間経っても見つからなかった時に『もういいぞ。』って言って捜索が終わるって事があると思うけど、警察学校ではガチで見つかるまで探し続けるのね。

完徹して見つからなかったら、次の日の休憩時間を全て捜索に費やす事になるんよ。

全て自分達の担当教官の命令の元に行われるんだけども、たまに悪あくどい教官とかだと、その失くし物が既に見つかって回収されているにも関わらず、捜索の打ち切りを支持せずに、どれだけ探しても見つからない失くし物を探し続けられる羽目になる事もあるんよね。

こんなハイパーパワーハラスメントを喰らう事なんてそうそうないんよ。そりゃ、ただでさえ警察官という職業が乗っかっているから、失くす事自体がダメな事ではあるけど、それにしたってやって良い事/悪い事/そのどちらでもない虚無な事ってあると思うんよね。

文句言ってばかりもアレだから、教官共の肩持ちをするとしたら、『警察官は大事な書類や証拠品とかの絶対に失くしちゃいけない物を抱えながら移動したりするから、貴様らの仕事はそういった仕事なんだぞ』というのを分からせる為だとは思うけど、やられた側は忘れてねぇからな...。

■まとめ

まぁ、何が言いたいかというと、失くし物をしてしまうのはしゃあないですけど、絶対に失くしたらアカン物は失くしちゃアカンというハナシ。

たまに旅行に行ったら、新幹線のチケットや家の鍵を失くしたって旅行の終盤で言う人っているじゃない。

せっかく楽しかった旅行に大洪水を差すし、雰囲気もアレでアレなアレみたいな感じになるじゃない。

失くし物は時と場合を選んでやろうね。

いや、選べれたら失くさへんわってね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。