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【警察エッセイ】はじめてのぱとろ〜る

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のはじめてのおつかいのカメラマン。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、はじめてのおつかいは観てるかい?

某日本テ○ビで遥か昔からやっている番組なんだけども、まだ放送されてるって皆さん知ってた?花山は勝手に終わったもんだと思ってたんだけども、どうやら今年の1/3にも放送してたみたいね。

その歴史を紐解いてみると、1991年から不定期に放送されているらしくて、つまりは花山より先輩だから『はじめてのおつかい先輩』と呼ばないとアカンのだけども、2022年の末時点で75回放送らしいから、年数の割には思ったよりやってないんよね。

とはいえ、30年以上も続く長寿番組である事には変わらないから、現代のテレビ離れを考えると凄い番組だよね。

番組内容は皆さんもご存知だと思うけども、本当はおつかいの経験がある子供今まで一人でおつかいの経験が無い子供におつかいを行かせるという苦行をエンタメ化した番組なんよね。

花山も人生で2回くらい観た事があるんよね。だいたい途中でワケ分かんなくなって泣き始めるか、勝手に頼まれてない物を買うかのパターンだった様な気がするんだけども、今のはじめてのおつかいってどんな感じなんかな?

時代が進み過ぎて、(Amazonで)はじめてのおつかいとかみたいになってたらオモロイけども、そんなんだと数分で終わっちゃうからありえんよね。

まぁ、子供なんてだいたいの事が初めてだから、どんな結果になっても許せるしオモロイんだけども、大人になっても初めて経験する事って山の様にあるよね。

花山は元々警察官をやっていたんだけども、警察官と聞いて連想するワードって皆さん何がある?

逮捕とか国の犬とか税金泥棒とかいっぱいあると思うけども、パトロールって言葉を連想した人もいるかと思う。

『はじめてのぱとろ〜る』はさすがに緊張したね。


■はじめてのぱとろ〜る

警察官になると最初は全員警察学校に入校して、卒業後に警察署で交番勤務を経験する事になるのね。

交番勤務の警察官にとっての主な業務の一つにパトロールがあるんよ。警察的には『けいら』って言うんだけども、最初のパトロールはドキがムネムネ、もとい胸がドキドキだったね。

警察組織もいくら人手不足といえ、新人警察官を一人でやらせる事はせずに、だいたい半年くらいは指導員っていってベテラン警察官と付きっきりで勤務するのね。

現場出向も食事も寝るのも、さすがにトイレは別だけども、ホントに何から何までいっしょにやるのね。だから、もちろんパトロールも一緒に回る事になるんよ。

花山は当時バイクでパトロールしていたんただけど指導員の後ろを付いて行くのね。でも、パトロールだからどこか目的地に向かって行くワケじゃないし、管内の地理もそんなに覚えている時じゃない状態で後ろを走るってまぁまぁ怖いのよね。

優しい人だとウィンカーとかも結構早めに出したり、手で合図を出してくれたりするんだけども、つっけんどんなオジサンとかだと、思いのままに走るから付いて行くだけでも大変。

そんで、一番厄介なのは信号のある交差点ね。一応、制服を着て、誰が見ても警察官って分かる格好をしているからさすがに信号は守らなアカンやん。普段だったら黄色とかでも行っちゃうけどさ、さすがに制服を着ている時は行かざるを得ない時はあるけども基本的には止まるよね。後ろをバイクで付いていっている時も事故るかもしれないから多少は距離を空けているのね。

交差点が近づくと脈が早くなるんよ。『変わるな、変わるな、変わるな。』って唱えながら付いて行くんだけども、残念な事に無情にも信号は色を変えるのね。そしたら置いていかれるのかって思われるかもしれないけども、さすがにその先の路肩とかで待ってくれるんよ。

しれっとした顔でパトロールしていたけども、内心は穏やかじゃなかったんよね。

■まとめ

そっからしばらく経って、指導員と一緒に行動しなくてもよくなる、いわゆる『独り立ち』の時が訪れるんだけども、ホントのホントに単独でパトロールをした時もだいぶ緊張したんよね。

今までは嫌な奴だけど近くにベテラン警察官がいたから、道中で何かあっても何とかなっていたけども、一人だと自分で判断しなきゃいけないから、ずっとビビりながらパトロールしてたんよね。

そこから数ヶ月後に、今度は交番での当番勤務も一人でやる事になるんだけども、それはまた別のハナシ。

今回は以上となります。
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