ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の弁護人。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、弁護士に仕事を頼んだ事はありますかい？

『てめぇと違って真面目に真っ当な生き方をしているから頼んだ事なんてねぇよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、法的に何かしらのトラブルがあった時に弁護士に仕事をお願いした事がある人もいるかと思う。

ちなみに花山は人生で一度も弁護士に仕事を依頼したコトハないんよね。このまま、ご縁のない事を願うばかり。

そんで、コレは花山の超ド偏見なんだけども、花山は弁護士の事があんまり好きじゃないんよね。というのも、花山は警察官時代に留置所での勤務経験があって、留置所で働いていると弁護士とは頻繁に関わる事があるんよね。

現代の日本の制度だと、逮捕されて留置されたら弁護士が付く事になるんよ。中には、頑なに起訴されるまで弁護士は付けない人もいて、粛々と起訴されるのを待つ変わった人もいたりするんだけども、99.9%の留置された被疑者は弁護士が付く事になるんよね。

お金を持ってたり、お抱えの弁護士がいる人は自分で選任するいわゆる『私選弁護人』が付くんだけども、ほとんどの人は国が選定する『国選弁護人』が付く事になるんよ。

まぁ、その辺はネットでピピピッて調べればいくらでも情報が出てくるから、花山がわざわざ詳しく語る事もないんだけども、ほぼ全員に弁護士が付くって事は、それだけ弁護士とも会って来たって事でもあるんよね。

ネガティブキャンペーンをしたいワケじゃなくて、弁護士みたいな凄い人達でも、変わった人がいるって事を話したいのね。

■舐められる警察

警察も弁護士も双方、法律を使って仕事をする職業である事に変わりはないんだけども、なるまでの難易度を比較したら弁護士の圧勝なんよね。

比較的優しい公務員試験を通ればなれる警察とは違って、弁護士は法科大学院に通って難関の司法試験を突破して司法修習を終えて、やっとなれる職業なんよ。そりゃ、同じ法律を使う仕事だとしても、警察なんかと同等に扱われるのに嫌悪感を抱く弁護士がいても不思議じゃないよね。

警察の中でも、留置所で働く留置担当官は一番と言ってもいい程、弁護士と関わる事が多くて、それは弁護士が留置されている被疑者と面会する、いわゆる『弁護士接見』をするからなんよね。

花山は留置所で2年間勤務していて、その留置所があった警察署もまぁまぁ忙しい警察署だったから、逮捕される人も多くて、その分だけ弁護士とも会って来たんだけども、のべ200人以上の弁護士とは会ったと思う。

単刀直入に言おう。

花山のド偏見が入った感覚だけども、良い弁護士と悪い弁護士の割合は3:7くらいだったね。ここでいう良い悪いはその弁護士の能力じゃなくて人柄的な事ね。結果を出す弁護士が一番良い弁護士であるって事も重々承知ではあるんだけども、中にはホントに人格的に終わってんなって弁護士もいたりしたんよ。

おそらくだけども、警察の事を心の底から舐め腐っていて、まるで自分がの方が遥かに優秀な人間ですよ感を堕してくる人や、予定の面会時間から1時間以上も遅れて来たのに連絡も入れず、来ても詫びの一つも入れずに逆に不遜な態度で来る人もいたのね。

まだまだグチは続くよ。

それと、面会に当たっては面会簿ってのを書いてもらうんだけども、一応さ大人だから下手くそでも読める様に丁寧に書こうとするじゃん？マジで幼稚園児が書いた様な暗号みたいな字を敢えて適当に書く人もいたのね。そん時は花山も『あぁ、この弁護士は完全に警察の事を舐め腐ってんな。』って思ったよ。

一方で、めちゃくちゃ人格的に素晴らしい弁護士がいたのも事実。

どうしても警察と弁護士は対立関係であるから、仲良くは出来ないんだけども、それでもお互いに大人の社会人であるのだからという事で、丁寧な言葉使いだったり、当たり前かもしれんけど、挨拶とかもちゃんとしてる人にも会ったんよ。

実際の所はその弁護士がどれほどの能力があるかは分かんないけども、花山の様な若僧警察官相手でも、慇懃な態度を取れる人なのだから、仕事もちゃんとしてると思うんよね。

■まとめ

まぁ、弁護士といっても全員が聖人君子であるワケでもないし、ヤ○ザさん専門のお金に魂を売った弁護士もいたりするから、もし、皆さんも弁護士に頼る様な事があったら、全ての弁護士が良い人ってワケじゃない事を頭の片隅に入れておいてほしい。

逆に、素晴らしい弁護士に出会う事が出来たら全乗っかりで信頼しきっても大丈夫だと思う。

グチが多めの回になっちゃたけども、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。