世界で初めて、ヴィクトリア女王が注文した花
最近、アンティーク雑貨の中で
気になり始めて探しまくっているもの。
それが・・・
陶花!
陶磁器で作られたお花のことです。
今日の新着でも
可愛い陶花をご紹介したんですが
そもそも、陶花が作られるようになったきっかけは
ビクトリアン時代に大流行した
「ビートンの家政本」です。
何度かご紹介したことがある
ビートンの家政本とは
イザベラ・ビートン夫人がまとめた
家政の手引書のこと。
中産階級の主婦を対象に
お茶会の作法や料理の献立などを
挿絵を入れて分かりやすく書いた家政本で
ビクトリアン時代の家政本の中で
絶大な支持を得た家政本でした。
それだけに、影響力もスゴイ~!
1888年版3060番の中に
テーブルデコレーションについて
細かく書かれていて
「花は食事と同じくらい重要だから
女主人はディナーやハイティーの際
必ず、食卓に季節感が感じられるお花を置くことと」
と書かれていたので、
当時、貴重品だった生花を
食卓に生けることで
相手へのもてなしの気持ちが伝わる
とされていました。
・・・が!
収入が安定したとはいえ
中流階級の人にとって
生活必需品ではないお花を
飾るというのは、とんでもない贅沢なこと!
なので、生花の代わりに
陶磁器で作られた枯れない
「陶花」
をテーブルに飾るようになり大人気に☆
海外から輸入された
めずらしいお花のモチーフなども作られたため
陶花を飾ることはステイタスシンボルになり
憧れの存在でした。
ということで今日の新着で
コチラは女王を表す
白鳥もコラボした
ゴージャスバージョン☆
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?