ハンドメイドを副業から始める提案

こんにちは。
ハンドメイド作家のnezuです。

ハンドメイド作家になりたいけど、今は会社員でいきなり辞めてハンドメイド作家一本にするのは不安という方も多いと思います。
私も副業とまではいきませんが、趣味で作品を作って各地のイベントで販売することをしていた時期があります。正直、材料費のほかに遠征費用などを含めるとお小遣いにも満たない程度の利益しかでなかったので、本業にできるなんて考えたこともなかったのですが、今はまさに本業としています。

今日は、会社員の方で今後ハンドメイド作家としても活動していきたい方にむけて、ハンドメイド作家になるためのお金の話や人生設計みたいなお話です。

インフルエンザで収入「ゼロ」

いきなりハンドメイド作家になるからといって、今まで続けていた仕事を辞めるのはとってもリスクが高いことです。
まず、ハンドメイド作家には会社員のような安定収入もなければ、最低賃金もありません。また病気やケガをしても有給休暇や傷病休暇もありませんし、良くも悪くも「何かあった時」は自分でなんとかしなくてはなりません。

私がハンドメイド作家として仕事をし始めたばかりの頃、インフルエンザに罹ってしまい、とても苦しかったことがあります。熱が下がるまで3、4日はまともに仕事ができませんでしたし、すでに注文が入ってい分は家族に頼んで発送をしてもらいました。幸いにも、そこまで注文数はなかったため、休養することを伝えネットショップをお休みしましたが、その間の収入は文字通り「ゼロ」でした。仕事をしていないのだから、当たりまえといえば当たりまえです。
これが会社員であれば、有給休暇や傷病休暇を利用して、完治するまでゆっくり治せばよいのですが、ハンドメイド作家を本業にしてしまうとそうもいきません。

お金の余裕が心の余裕

あまりお金の話はどうかな、と思うのですが、ハンドメイド作家に限らずフリーランス(自営業)になるには、ある程度まとまった貯金があった方が良いです。何故なら、新しく何かを始めるには先行投資として何かとお金がかかるからです。
ネット販売では、実際のお店のように、建物や陳列棚やレジなどは必要ありませんが、ある程度の品揃えを確保するためには、それだけの材料を購入しなければなりませんし、発送用の資材なども必要です。
また、直接は関係ありませんが、お給料日に安定収入が入ってくるわけではありませんから、軌道に乗るまでは基本的に貯金をつかって生活することになります。

私の場合、先行投資として材料や資材などの購入に30万円ほど費やしました。そのため、3か月ほどは作品が売れても収支はマイナス状態でしたから、貯金を使いながら生活をする状態でした。

お金に余裕がなくなってくると、早く売れなければと焦ってしまったり、じっくり時間をかけて試行錯誤することができません。少なくとも、3か月くらいはじっくりと時間をかけて、1年後には軌道に乗せるような長期的な計画が必要です。
金額は人それぞれ変わってくると思いますが、そのための貯金をしておくことは、ハンドメイド作家として活動するうえでとても大切なのです。

時にはアルバイトをすることも

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