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大変だ!次世代mRNA (レプリコン) Vの治験が始まった!

創薬ベンチャーのVLPセラピューティクス・ジャパン(合同)(東京都千代田区)の赤畑渉代表職務執行者は18日、都内で記者会見し、大分大学医学部附属病院臨床薬理センターで、新しいタイプの「レプリコン・ワクチン」と呼ばれる新型コロナワクチンの第I相臨床試験(治験)を開始したと発表した。
赤畑氏によると、レプリコン・ワクチンは、接種後にヒトの細胞内でRNAウイルスが自己増殖して高い抗原を発現するため、投与量はファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンの10分の1~100分の1に抑えられる。日本の全国民に接種すると仮定しても127gで足りるという。


 開発期間の短縮や副反応の軽減も可能とし、22年春に最終段階の第II相、第III相試験に移行し、同年内に実用化を目指す。体内でRNAウイルスが自己増殖することについて、赤畑氏は「自己増殖といっても、遺伝情報は10日前後で消滅するため安全性にまったく問題はない」と語った。

 既存のRNAワクチンは、コロナウイルスがヒトの細胞に侵入する際、受容体と呼ばれる部分に結合するウイルスの「スパイク(S)タンパク質」という突起部の遺伝情報全体が“有効成分”。接種しておくと、侵入したコロナウイルスと結合し、ウイルスが細胞に感染する機能を妨害する中和抗体をつくる。

 一方、レプリコン・ワクチンもSタンパク質の遺伝情報に着目したものだが、免疫反応を引き起こすSタンパク質のなかの「レセプター・バインディング・ドメイン(RBD)」という部位のみを“有効成分”にする。
赤畑氏によると、ウイルスの狭い部位を標的(抗原)にすることで多様な抗体の誘導が可能になり、コロナウイルスのさまざまな変異株にも容易に対応できるという。


 同社は、米国立衛生研究所(NIH)などでワクチンの研究開発を手がけてきた赤畑氏が20年6月、米国法人の子会社として設立。

 大分大学をはじめ大阪市立大学、国立国際医療研究センター、国立病院機構名古屋医療センター、北海道大学、医薬基盤・健康・栄養研究所が開発に参加。治験に使用するワクチンは、富士フイルム富山化学が製造する。

 厚労省は8月、同社のワクチン開発を国内ワクチン生産体制等緊急整備事業の2次公募で採択、助成金143億円の交付を公表した。

 大分大学医学部附属病院での第I相試験は20歳以上65歳以下の健康な男女42人を投与量によって高用量、中用量、小用量の3群に割り付け。各群15人に対し、ワクチン0.5㏄を4週間間隔で2回に分けて投与、安全性と有効性を調べる。

 治験の中間解析の結果を待って、22年春に第II/III相試験に移行。併せて、65歳以上の高齢者を対象とした第Ⅰ相試験に入る予定としている


mRNAワクチンの製造法には根本的な問題があり、どうしても鋳型となったDNAが混入してしまいます。そうしたDNAはゲノムにどのように作用するか分かりませんし、癌の誘発やゲノム改変に繋がるリスクともなります。そしてこれはコロナワクチンだけではなく、次世代mRNAワクチンでも同様です。自己増殖型mRNAワクチンのほぼ全体がゲノムに取り込まれ、生涯ワクチンを周囲に拡散する人が出現する可能性さえあるのです。頻度は高くないとしても、仮にそうした人が一人生まれただけでも大問題となってしまいます。

ワクチン接種者の体内でワクチンの遺伝情報が増殖するという事は、「ワクチンに感染」したとも言える状態です。私には自己増殖型mRNAワクチンの研究は「形を変えた機能獲得研究」のようにも見えます。変異速度の早いRNAウイルスの複製システムを流用している以上、自己増殖型mRNAワクチンも増殖の過程で変異します。突然変異の主な原因はゲノム複製の際のコピーミスです。体内でRNAを複製する際にはコピーミスも起こるでしょう。そもそも全くエラーを起こさずにゲノムを複製する仕組みを作る事など出来ないのです。DNAゲノム複製の場合は相同性組換え、塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復、ミスマッチ修復など多様なDNA修復機構がエラーを最小限に抑えますが、RNAワクチンの複製にはそうした修復機構は適用されません。突然変異による予測されない抗原の出現は自己免疫疾患を誘発する可能性があります。

進化は変異と選択によって起こるものです。進化の本質は「増えやすいものは増えやすい」と言う単純な同語反復です。自己増殖型mRNAワクチンにおいて懸念される最悪の事態の1つは、人体の中で「自己増殖型mRNAワクチンが進化」し、「増殖しやすいワクチン」や「免疫系を回避しやすいワクチン」、「感染しやすいワクチン」が派生する事です。想定される状況は、まさにワクチン接種者の「人体での人工進化による機能獲得実験」です。

これまでのmRNAワクチンはスパイクタンパク生産のブレーキのないワクチンでしたが、自己増殖するmRNAワクチンはさらに遺伝子の増殖にすらブレーキがありません。それどころかむしろ加速するアクセルが付いているようなものです。ワクチン接種者から他者にワクチンを感染させる事態が発生すると、社会の中でワクチン感染が蔓延し、ワクチン変異株が周囲に拡散されるバイオハザードのような状況すら理論的には起こり得るのです。もはやこうなるとSFの世界そのものです。しかし、これは絵空事では無いのです。現在、自己増殖型mRNAワクチンはmRNAワクチンの研究の流れの中で現実のものになっています。mRNAワクチンの研究自体が倫理的に大きな危険性を孕むものと私自身は強く感じています。


荒川央先生

現在ブースター接種率世界一、そして度々の感染爆発と、超過死亡の激増という悲劇が進行中の日本で、ついに最悪のワクチンもどきの治験が開始されました。
もはや未接種者だから、と安心するわけにはいきません。
悪魔の人体実験場と化してしまった日本。
なんとか阻止する手立てはないものでしょうか?

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