未だに出てくる
中学や高校のときの同級生が、今もまだ夢に出てくる。
それも、仲が良くて長い時間近くで過ごした友達ではなく、苦手だった同級生たちが。
私は中学時代休みがちな時期があったし、高校でも部活で少し揉めたりしたため、中高時代に対する印象はそんなに良くない。
そのようなときのことを今になって思い出す必要はないと思うのだが、記憶にはしっかり焼き付いているみたいで、ほぼ毎日かつての同級生を夢で目にしている。
そして夢から目覚めると、よっぽど中高時代の日々は自分にとって刺激的(良くも悪くも)だったんだなーと感じる。
同時に、もうあの同級生に会わなくていい今の生活の素晴らしさに感謝を覚える。
嫌でも毎日通う前提だった学校という場。
友達もいるが、できれば顔を合わせたくない人もいる空間。
私はとっくの昔に卒業を果たし、もう通わなくていい、というかかつての学校にはもう通えないのだ、たとえどんなに通いたかったとしても。
だからもうちっと安心して、夢でわざわざ嫌な人と会わなくてもいいのだよ、わたしよ、と伝えたい。