見出し画像

名プレーヤー名監督にあらず!って伝えることの難しさを意味してる!

こんにちは😊繁盛工房です。

僕はきっと凡人です笑

すぐに出来ちゃう天才っていますよね?

でも教えるのが下手なことが多いと思いませんか?

という事について書きます。

なぜ天才は教えるのが下手なのか

答えは2つ、

1つ目は『解らないことが解らない』

天才はサッと出来るから「出来ない」意味が解らないんです。

なんで出来ないの?普通にやればいいでしょ!

と思ってます。嫌味なしに素で!

出来ないことを理解するのは難しいですよね。

また未経験のことを説明するのが難しいのは、

なんとなく理解出来ますよね。

火星でバック転するにはどうすればいいか?

聞かれても解らないですよね。

だから「出来ない」が未経験な天才は理解できないんです。

2つ目は『言語化出来ない』

先程も書きましたが、

天才はサッと出来るから「出来ない」意味が解らないんです。

いちいち考えたり悩んだりしなくても感覚的に出来るんです。

言語化する必要がないんです。

だから教えるときに説明も感覚的なものになるんです。

感覚ではわからないから説明を求められても、

言語化して来なかったから、うまく説明できないんです。

当たり前のことを改めて説明するのは難しい

皆さんも、呼吸の仕方を説明してと言われても

「吸って吐いて…」くらいしか言えないのでは?

だから天才にしてみれば凡人が出来ないことが理解出来ないんです。

実例ですが、

営業なりたての新人さんに教えてた僕の上司の話。

『営業はさ、簡単なのよ、お客様のこと友達だと思えば一生懸命やるだろ』

『はい』と返事した新人さんはその後に僕のところに来て

『お客様を友達だと思うには、どうしたら良いんですか?』

その上司は誰とでもすぐに仲良く慣れる天才タイプ。

その新人はコミュニケーションに不安があり解らない。

伝えることの難しさ

『伝える』とは発信する側と受け手側の両者がいるという前提を

忘れていませんか?

『教える』という行為は明らかに、両者の間には『差』がある。

多くの場合、教える側は立場が上で『教えてあげる』というスタンスで

教わる側が準備して当たり前という考えが一般的になってないだろうか?

受けてのことをどれだけ理解しているか?

・不明点の把握、理解度、直管型・考慮型など

教わる側には教わる体制を整える・準備する必要があるが、

教える側には教える体制とともに教わる側の状況を確認する必要もある。

このコトに気づいてるかどうかで伝わりやすさは大きく変わる。

経験からしか教えれない問題!

僕はコレが一番の問題だと思っている。

教える側になる人の多くは何らかの実績を上げてきた人だろう。

もちろん教えることに対して成功した経験がある。

だからこそ、自分の過去の栄光をベースに話をする傾向が強い。

これが全部悪いわけではない。

確かに実績にもとづいた成功の根拠がある。

でも僕が問題だと感じているのは、常に状況が変わっている、

または変化のスピードが加速度的にあがっている現代では、

過去と同じことをしていては成功するとは限らない。

でも、実績を上げた人ほど自身が経験してきたことしか教えない

逆に『やって来てはいないが正解だろう』ということは教えられない。

ちょっと言葉が違う気もするが、ある意味開き直って、

『自分はやったこと無い、出来ないけど、こうすれば良い』と言えるか。

『自分のことは棚に上げて何言ってるの』と言われるかもしれないが、

教わる人のことを考えれば、今の状況におけるベストを教えるべきだと思う。

実際に以前の勤務先で、明らかに2つのパターンに別れていた。

実績からでしか育成できないマネージャーの元で育った営業と

実績に捕らわれず育成するマネージャーの元で育った営業。

前者は確かに成長スピードは早かったが枠から出れないタイプになった。

後者は成長は遅かったが、想像力が豊かで面白い企画を出すタイプになった。

天才も凡人も『教える』目的は同じ

僕がよく言うことだが、前提を忘れていないか?ということ。

何のために教えるのか?伝えるのか?という前提を!

教えること自体が目的になっていないだろうか?

本来の目的は教わった人が成功することではないだろうか?

教わった人が教える側になった時に、

自分が受けた指導法にきっと影響を受けるだろう。

だからこそ、しっかりと伝える側も考えよう。

そして『伝える』プロになろう!

そうすれば、名プレーヤーも並プレーヤーも名監督になれる


最後まで読んでいただきまして、

ありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?