私のメンタル、音楽のおかげで最低限維持されてたっぽい

 こんにちは。聞いてほしい。私21歳女子大生。今まで生きてきて、容姿で苦労したことはありません。なぜなら私は可愛いからです。両親に感謝ですね。そんな私、可愛いと言われながら育った私、今窮地に立たされています。実習中で、ストッキングに靴の状態で1日9時間から10時間。足が臭い。まじで臭い。え、もしやこれ、私から発せられている? 信じたくないが、いくら可愛くても足は臭くなるみたいです。最悪の気分。

 はのとです。初めまして。


 冒頭からくそみたいな話題ですみません。でもさ、冷静に考えてよ。ストッキングに靴って、素足に靴とほぼ同義じゃね? 実習前からきになってたんだよね、これ絶対足だめじゃんって。でもさ、みんなそうなのよ。みんなストッキングに靴なのよ。現場の先生方もそう。そう言う人も少なくない。

 え、どうして? 臭くなってるの私だけ? でもさ、ほぼ素足に靴だよ? さすがに足むりじゃん? 不快じゃん? 毎日誰も部屋からいなくなると靴を脱いで靴の中を換気するんですけど、全然だめです。換気くらいじゃ変わりません。まじ、洗濯ですよ。洗濯しかない。しかも、今暑いし。最悪だ。


 なんてことはどうでもいいです。本当にどうでもいいです。忘れてください。今日は教育実習の1週間を終えた私から、みなさんに聞いてほしいことがあります。


 実習中、なんとなく印象悪いかなと思って、通勤時は音楽聞いてないです。イヤホンして歩かないでねって、生徒はたぶん言われているので。みんなやってるけど。

 そうするとですね、生きていて音楽を聴くタイミングがやってきません。私は日常的に音楽を聴いています。勉強中は聴きません。でも、実習準備とか、作業のときは流します。大好きな邦ロック、アニソン、ネット音楽、アイドル、なんでも聴きます。リラックスできるからです。

 無音で作業しているとイライラしてくるときもあるじゃないですか。そんな自分の機嫌をとるために音楽を流しています。

 通学時は理由は違います。周囲の雑音で胸がざわざわすることがあるからです。他の人の会話の内容とかですね。嫌でも耳に入ってくるじゃないですか。そういうので、簡単に気分が落ち込んだりします。だから、そういうのシャットアウトするというか、意識がそっちにいかないように、音楽をかけています。爆音では聴きません。聴こえる最低限度の音量が、私の好みです。


 でね、実習中、音楽聴かないんですよ。通勤中、勤務中はもちろんですけど、家に帰ってからも、早く寝たいので、ちょっと作業するときは流したりもするけど、ほとんど音楽を聴きません。

 そうしているうちに、実習4日目。私はついに限界を迎えました。帰宅するなり号泣。理由ははっきりしません。ただ、慣れないことをして慣れない疲れを感じたからでしょう。普段遣わない気を回したり、それから、指導教員の先生はずっと私の授業を見ていてくれるので、そういった監視の目が四六時中あることも原因かも知れません。

 でもたぶん、それだけじゃないです。本当に無意識の範疇、自分でも気がついていないところで、私は音楽に支えられていたのだと思います。

 だって、最近聴けてなかったし。そうしたら、すぐに私のメンタルは簡単に崩壊しました。崩壊というほどのものではありませんが。限界を迎えました。


 きっと音楽は、私の健康で最低限度の生活を保つための最後の砦だったんです。最後の砦。音楽を聴くことで、自分としての最低限度を守っていた、みたいな。そういう感じ。だから、だめなときほど音楽は少しでも聴いた方がいいなと、実感したわけです。

 だってさ、よく考えてみれば、1日を通して1秒も音楽を聴かない日ってないですもん。イヤホンが嫌いなので、私は部屋にいるときはいつも垂れ流しています。基本的にパソコンで作業したり課題したりが多いので、パソコンで流しています。

 それが、私の中の当たり前だったんです。音楽を聴くことが、音楽そのものがもう、私の生活の一部なんです。

 音楽を聴く時間がないということは、楽器を弾く時間もないということです。大好きな最強の相棒であるキーボードも、地味に長い付き合いのアコギも、新入りのエレキも、ここんとこまじでオブジェです。まあ、視界的に元気が出るのでいいでしょう。

 ただ、元気が出るというのは、普段作業している机に座ったときだけです。ここ一週間はベッドに直行、作業もベッドの上でするので、彼らを正面から眺めることができていません。寂しかったよ、私は。


 大学生になってから、私は自分の機嫌をとる方法を知りました。1つはネイルをすること。派手で可愛いネイルを、大好きなキャラクターやアイドルのネイルを、長くて鋭利な自前の爪に描きます。描いてくれるのは母です。そしてもう1つは、髪色を変えること。デフォで金髪、気合入れるときに赤やピンク、緑など、好きな色を入れていきます。入れるのは父です。

 その2つをすれば、私の機嫌は簡単にとれていました。

 ところがですよ。実習中です。髪は地味な茶。地毛と同じ色です。そして爪は、当然ながら短く切りそろえます。それどころか、丸い顔を隠す触覚も、派手派手な髪のアレンジもできません。実習中の私は、一言で言えだめです。だめだめ。周りがどうとかじゃない。自分の好きな自分じゃない。自分が可愛いと思う姿じゃない。遠い。

 だから、どうしてもテンションは上げられない。だからさ、だからこそ、音楽が大事になってくるんだよね。音楽が、最後の砦だから。通勤中は聴けないけど、家に帰ったら意識的に聴いていこうと思うよ。


 で、もう1個のストレスは月曜の朝一にジャンプを買いに行けないことですね。

 明日のロボコの重大発表何だろうね! アニメ化かな?? そうかな!?!?! 悲願達成ってことは、あれかな、100万部突破かな??? アニメ化来い!!!!!

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