教育実習3週間、毎日9時間睡眠だった私えらい。

 こんばんは。こんな時間まで元気に起きていられるのは何日ぶりでしょうか。ここ3週間は、いつもいつも金曜あたりからそわそわして待っている月曜発売のジャンプのことすら忘れてしまうような日々を過ごしていました。今ではしっかり明後日のジャンプでそわそわできています。戻って良かった。

 はのとです。初めまして。


 わーーーーーーーーい!!!! 教育実習終わったーーーーーー!!!!

 1番の感想はこれです。わーーい。長いようであっという間、という表現はよく使われますが、日々が早かった。毎日、あれ、今日もう終わったの? もう定時? もう夜? みたいな。一日を振り返る余裕すらないまま目まぐるしく日々が過ぎ、気づいたら最終日、職員室でお世話になった先生の前で大号泣していました。

 涙の理由は分かりません。なんでだろう。でも、本当に一生懸命頑張りました。一生懸命頑張るためにも一生懸命頑張りました。実習期間だけじゃなくて、オリエンテーションのあったあの日から、私は毎日頑張りました。だから、達成したことへの涙だったのかも。


 教育実習というのは本当に大変。でも終わってしまえば一瞬のことで、たった3週間で教育現場の何が分かるのか、という感じですが、それでも私は、今後も教員を目指していこうという気持ちでいます。

 教員はブラックで、現場は常に荒れていて、夢見ているような仕事ではないのかもしれません。そういう情報はよく目にするけど、まあそれで潰れるような夢ならとっくに辞めているので、自分でチャレンジして、できるところまでは頑張ります。前評判でやりたいことやる前に辞めたくないから。やってから考えればいいじゃん。

 っていうのもあるけど、シンプルに教育現場への悪口って、今までお世話になった先生方への冒涜にも見えて好きではないです。私にとてもよくしてくださった数々の先生たちの悪口を言われているような気分になります。

 分かってて飛び込むんだから、ある程度の覚悟はありますよ。楽したいなら普通に就職するでしょ。分かってるから。分かってるから!!!!! 外から私の夢を否定しないで!!!!!


 なんてことは本題とは全然関係ないですね。ごめんなさい。


 教育実習は眠れないとよく言いますが、私は毎日ぐっすり9時間寝ました。9時間て。いや、9時間て。さすがに寝すぎでしょ。普段でもそんな寝ないわ。…寝るときもあるか。

 私には、生きていく上で最も優先すると決めていることがあります。それは睡眠です。どんなに忙しくても、8時間は寝る。8時間寝る、じゃなくて、8時間「は」寝る。寝ることに意義があるというよりは、8時間寝たという自意識が生活に役に立ちます。寝たから大丈夫っていう、気持ち的な余裕。

 そんな私にとって、教育実習に行く上での2番目の不安が睡眠でした。1番目は先生からのパワハラ。そんなもの存在しなかった。ドラマの見すぎか、いい現場だったか。

 眠れないなんて、私には絶対に耐えられないことです。大学4年生、毎日遅くとも23時半には寝ます。できれば22時台に寝たい。23時にはぐっすりいっときたい。そんな人なので、どうしても実習中も眠りたかった。それだけを考えていました。


 だから、実習一か月前に開催されたオリエンテーションの日から、私の毎日の過ごし方は決まっていました。指導案を作り、パワポを作り、ハンドアウトを作り、練習することです。指導案に時間がかかるとか、そういう話は聞き飽きました。

 だったら最初から作っていってやろうと。そうすれば寝れんだろ。そう息巻いて、本当に3週間分、1年生の英語コミュニケーション6回分、2年生の英語表現4回分の授業を作り上げました。空でも言えるくらい練習しました。

 始まってしまったら微調整するだけでいい、というくらい作りました。教科書も暗記するくらい読んだし、発音アクセントもばっちり確認して、時間余ったらやることと、時間足りなかったら削るところも考えました。先生用の資料もたくさん読んで、あとトライさんのYouTube見て。

 授業では携帯をたくさん使いたかったので、そのためのクイズとか、あとほら、簡単なクイズとか練習問題はGoogle formに作って、余った時間で解けるようにしました。なんかさ、教科書の問題解く時間を授業内で作ってもさ、予習してきた人とか早く解けた人は暇になるじゃないですか。それが嫌で、その暇な時間も問題が解けるように準備しといたんです。めっちゃ役に立った。

 毎日どれくらいやっていたかと言うと、本当にずっとやっていました。朝起きて身支度して、昼までやってご飯食べて、また夕方までやって、夜は目が疲れて眠れなくなるので少しやって後は教科書読んで。あほじゃん。大学の授業どうしてたの? そっちは好きなこと学んでるだけなのでノリでいけます。


 それで、やる気を見せるためにも実習始まる前に一回実習先の指導担当の先生に指導の流れを説明してこれでどうすか、みたいな話をしに行きました。携帯使いたいとか、基本パワポで行きますとか、何回目の授業でここまでやって、みたいな。

 先生は定年した方で、私が在学中に学年主任をされていた先生でした。私も教わったことあるし、先生も私のことを覚えていてくださいました。でも深く関わりがあったわけではないし、厳しいとかではないけど人として当然のことに関してすごくしっかりされている先生だったので、緊張すごく大きかった。


 実習中は、最初こそボロクソな授業でした。理想と現実は違って、生徒の反応だったり理解度だったり、そして授業のスピードは思うようにいかず、私も緊張で視野が狭くなっていたので、散々だったと思います。

 それでも、指導担当の先生は毎回授業の後にお時間をとってくださって、一つ一つ丁寧に助言をくださいました。それも具体的で、「ここはこうした方がいい。その方がこうなってこうだから。」と、説得力のある話。恵まれていた。

 だから私は素直にそれに従うことができたし、そうやって授業内容を改善していく中で、分かりやすく生徒の反応もよくなりました。生徒の反応がよくなれば私も授業が楽しくなってくるし、生徒も楽しくなるし、私はやりやすくなるし、一石何鳥かもわかりません。

 先生が何度も言ってくださったのは、「教材研究や準備をすごくしていることが伝わる」ということでした。よかった。だって、一か月毎日毎日やってたんだもん。それが伝わるくらいの準備はできてたってことだもんね。本当によかった。


 ただ褒められただけではなくて、実習中は本当に微調整だけでよかったし、ハンドアウトも印刷するだけでよかったし、授業の流れは完璧に頭に入っていたから不安になることはなかったし、おかげでカンペは時間配分書かれたおおまかな流れだけで十分だったし、なんなら見ないでもいけたし、万々歳だった。

 毎日定時に帰れました。定時です。17時。まじだよ。実習は定時に帰ることが原則。どうしても過ぎる場合は指導の先生と相談って感じなんですよ。だけど、私は毎日やることが定時には終わっていたので、毎日定時に帰れました。

 他の実習生は、いつも朝早く来たり18時とか19時まで残っている人もいて、大変そうだなと眺めていました。そんな中で定時はちょっと帰りにくかったけど、それは誇らしかったですよ。

 日誌も空き時間で書いて、できるだけすぐ終わらせる。放課後は次の日の授業の指導案を確認して、ハンドアウトを枚数印刷して、確認して、配りやすいように列の人数ごとに付箋貼っといて、それでも時間は余るのでさらに次の日の準備をしたり、研究授業の確認をしたり。


 他の皆さんがどれくらい授業を担当されていたかは分かりませんが、私は初日から最終日までフルで授業をしました。先生の授業の見学はないまま、最初からです。

 たぶん少数派だと思います。本当に大変だった。みんなが授業見学だけだった間も、私はしっかり授業準備をしなきゃだったから。でも、早くからやっていたおかげで、みんながあたふたしている頃にはすっかり慣れて、授業をすることへの緊張や不安はなくなっていました。

 2週目にはリラックスして授業に取り組めていたと思います。生徒に話しかけたり寝ている生徒を起こしたりする余裕も少しずつでてきました。「うるさいよ、どうした?」って注意できる余裕もでてきました。でも、うちの学校は基本すごく協力的なので、寝ている生徒は3週間で2人だけでした。助かった。

 英語科というのもあると思いますが、授業数が多い。週に16コマ。きつかった…最初は自分の時間割しか知らなかったんだけど、途中で他の人の時間割見たら私の半分くらいしかない人もいて、え、こんなに差があるの、と驚愕。現場の先生たちも、実際にこんなギャップのある勤務体形なんだと思うとぞっとします。

 だけど、やっぱり授業数の少ない芸術系や実技系はさ、なるのもすごく大変じゃないですか。やることもすごく特殊だし、五科と違うことがたくさんあると思うんです。だからまあ、仕方ないかな。にしても英語は多すぎる。っていうか私の指導担当の先生が授業多すぎ。


 なんかまあ長々と何を書いていたのか分かりませんが、とにかく準備をしすぎることなんてないんだなと。できるだけ準備はしておいた方がいいってことですね。何に付けてもそうです。

 私は心配症の完璧主義なので、何をするにも準備は絶対に入念に行います。たかだか授業内のプレゼンでもね。みんなが3日前に始めることも、私は2週間前からやっています。だからみんなより上手にできて褒められます。

 でも、やる気があるからやっていると一概に言うことは我ながらできません。やらざるを得ないんです。やらないと不安で心配で怖くて。やるからには完璧にやらないと嫌だし。


 つまり何が言いたいかと言うと、私みたいなタイプは損ばかりするということですね。違うか。本当に言いたいことはそこじゃねえですが、どんなタイプの人間であれ、睡眠は大事ですよね。実習中なんて特に、慣れないことばかりでただでさえ疲れます。息をしているだけで疲れます。寝たいです。

 寝るためには、事前にできるところまで備えておくしかないんです。準備してなければ実習中にやるしかないんだもん。当たり前だけど。


 本当は実習のこともっと色んな観点から書きたかったんだけど、睡眠のことしか書けなかった。まあ、ここは自分を褒めたいところなのでいいでしょう。また今度ゆっくり振り返りますね。


 あーーーーー実習している間にロボコはアニメ化するし、ウィッチウォッチは2週連続カラーだし、好きだったアヤシモンは終わるし。あと、得意なストレスダイエットで2kg減るはずが、反対に増えるし。3週間で色々起こり過ぎなんだわ。3週間長いわやっぱ。

 ウィッチウォッチもアニメ化しないかな~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?