制度、とは

企業の中には
「制度」が存在します。

人事制度、福利厚生制度など。

制度とは何なのか。
自分なりに探究してみましたが、
つまるところ
「願いを形にしたもの」
だと考えています。

社員としてこう育って欲しい、
こういう価値発揮をして欲しい、
というのを形にしたのが人事制度。

健康に長く幸せに働いて欲しい、
というのを形にしたのが福利厚生制度。

制度の根幹には、
必ず「願い」があります。

ちなみに、某中国史有名マンガの中でも、
「法とは願い!」
という言葉が残されています。

国民にこう暮らして欲しい、
というのを形にしたものが法である
ということですね。

つまり、
制度を読み解こうと思った時には必ず、
「根幹の願いは何だろう?」
というのを問わなければなりません。

バリバリ働いて成長をして欲しいのか、
ホワイトに幸せに長く働いて欲しいのか。
専門性を磨いていって欲しいのか、
コア人材として幅広く身につけて欲しいのか。
会社の変化が激しいから自立してやって欲しいのか、
ある程度決められて役割を全うして欲しいのか。

こういった願いが、
根幹にあるはずです。

逆にこういう願いが無いのであれば、
制度を即刻見直すべきです。

この「願い」というレイヤーで
制度を捉えていくと、
結構シンプルに理解できますよ。

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