学校に行っていた頃、世界は昼間の時間で動いていて

ある日を境に昼間の世界の中で取り残された

テレビをつけてもラジオを聞いてもネットの中にも昼間の居場所は無くて

そこにあるのは、まぶしい世界

昼間の世界で居場所が無かった僕は夜中ラジオを聞いていた

ラジオの中では昼間どこにも居場所のなかった僕と同じように

居場所のない仲間たちの声が聞こえてきた。

昼間にはどこを見ても見つけられなかったものが夜にはあった。
日が落ちて、暗闇に包まれている、つながりのある、優しい時間。