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顕在層の顧客とは、リアルでの接点づくりが最大のマーケティングに

今日は半日間、「宣伝会議インターネット・マーケティングフォーラム大阪2019」に入り浸って、各社が実践しているマーケティング手法や体験談をたくさん浴びてきました。

世間ではデジタルデジタルと言われていますが、リアルな顧客との接点を作り、交流することでリアルな現場の声(お客さまの声)を汲み上げることができ、その声を実際のマーケティングに活かす。

アウトドア好きなこともあり、スノーピークが以前からユーザーとの接点を持つためのイベントを定期的に開催し、そこから得た課題やアイデアを商品開発に活かしている話は知っていましたが、この日登壇されていたヤッホーブルーイングさんも同様の手法でマーケティングに取り組んでいらっしゃいました。

社員とエンドユーザーが一緒になって、企業の製品を体験してもらい、その場でフィードバックを得る。
モノがありふれている世の中だからこそ、企業の姿勢や想いを直接エンドユーザーに対して伝えられる機会づくりは非常に重要かつ、競合との差別化を図る上で大きな意味を持つ気がしました。
ただ、僕は基本BtoBのビジネスをしているので、物理的に近い距離でエンドユーザーと交流する機会って、ほとんどないんですよね…
(このあたりは時々寂しくもあります。。)

■まとめ
今回体感したリアルな顧客との接点づくりですが、この手法はリスティングなどで多大な予算をかけて広告をPDCAでぶん回す機械的な集客とは全く別物で、パイは小さいけど、深度の高いコアなファンを作り出すことは確かにできるなと。
人の顔がみえるMSP(Me Selling Proposition)は、温度のあるコミュニケーションが強み。その強みを持つ必要性を感じ、僕自身も遅ればせながらnoteを始めたわけです。笑

より多くのユーザーを獲得することは、ビジネスを継続・拡大する上では当たり前に必要な指標になるのだけれど、ある一定数のコアなファンと長期的な付き合いをする方がLTVが高まるし幸福度もUPする気が個人的にはするなぁ。

というわけで、なんだか色々と考えさせられるイベントでした。