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シーズン序盤2レースを終えて

4月は兵庫リレーカーニバルのトラック10000m、5月は仙台国際ハーフでハーフマラソンを走りました。

10000mは昨年の日本選手権以来、ハーフマラソンに関しては2年前の丸亀ハーフが最後だったと記憶しているので、どちらも久しぶりのレースで走ってみて感覚を思い出したという感じでした。

兵庫の10000mに関しては色々なトレーニングの疲労が抜けきれていない感じがして、試合前の合宿でも大体のメニューは消化できていたのですが、疲れた中での悪い動きが定着しているような感じがありました。   

もちろんレースを走るときは最低でも32分30秒は切るぞと思って臨んだのですが、走り出すともうそんな状態ではなく完走できるか不安になるくらい苦しいレースになりました。

ですが、ここで確信したのは私はレースの前は疲労を抜かないとダメなんだなということです。少し前から良い練習ができていたのに試合になると走れないことがありました。周りからは大舞台に弱いんじゃないか、などと言われることもありましたが、自分ではそう思ったことはありません。

むしろ中学時代から大きな大会で自己ベストを出すことが多かったですし、記録会などの方が苦手なイメージです。なので、兵庫が終わってからは監督とコーチに相談して、少しですがメニューを一部変更させてもらって仙台ハーフに向かいました。

メニューの変更を提案することは私にとっては結構勇気がいることです。 他のチームの選手がどのようやっているか知りませんが、基本的には監督やコーチのメニューをこなしています。

監督もコーチも選手1人1人のことを考えて最善のメニューを考えてくれていると思っているので、基本的にはそれを信じてやっています。ですが、レースが近くなってくるとやっぱり最後は自分の感覚を信じるのが1番だと思いました。            

誰がなんと言おうと自分の身体は自分が1番わかると思うし、わからなければいけない。私もまだ自分のことを100%理解しているとは言えませんが、今回の経験で少し成長できたと感じられたのが嬉しいです。

ここからマラソンに向けてのトレーニングに入るので、自分の身体と対話しながらやっていきたいです。


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