10月11日

 今月に入って、求職者マイページから求人検索が出来なくなった。保存していた希望条件がクリック出来なくなっている。マイページではなく、トップページからの検索は可能なので、検索自体出来なくはないのだが、複数の希望条件を毎回一から入れ直さなければならず、かなり不便だ。また、気になる求人があってもマイページに保存出来ないので、比較検討しようにも5ケタ+8ケタの求人番号をいちいち控えておいて、その都度入力しなければならないため、面倒で仕方がない。
 問題を解決したくてメールで問い合わせると、二日後にようやく返信が来た。どうやら、マイページの利用登録をしてから三ヶ月で、マイページの有効期限が切れるらしい。期限切れになると、操作できない箇所が出て来るのだとか…。何とも曖昧な返答であるが、連絡を待っている間にあちこち調べた結果、そのようであることには気付いてしまった。
 こういうのって普通、利用登録の際に説明があるものではないのだろうか?もしくは利用に関する説明欄があって、「読んでおいてくださいね」的な案内があるとか…。また、「明日で期限が切れるから○○の操作は出来なくなるので、新たな手続きが必要になります」的なメールが来るとか、そういうものを望むのっておかしいのだろうか?
 登録時にはメールアドレスが必要になるのに、利用の際、入力に使うだけ。必要最低限の連絡手段として活用されることがないのであれば、わざわざメールアドレスでなくても、ハローワークカードの番号とパスワードとかで充分な気がする。
 使えなくなって初めて、利用する側が右往左往し、原因を究明するために時間を割かなければならないことに、どうにも釈然としない。ハローワークって案外、不親切だと思った。
 そもそも、『職業紹介』を謳っていることに、ずっと違和感がある。職業を〝紹介〟…してもらったことが、私は無い。自分で機械を使って仕事を探し、「紹介してください」とお願いに行く。これを『職業紹介』と呼ぶのなら、日本語がおかしくないか?あくまで主体的に動いているのは仕事を探している個人なので、ハローワークの活動は『職業紹介』ではなく『職業案内』では…?紹介と案内が同じだとは決して思えない。
 取り敢えず、求職者マイページを今まで通り活用するなら、最寄りのハローワークに再度出向く必要があるようだ。ようやく認定日の定期訪問がなくなったというのに、面倒臭いったらない。
 各所で緩和政策はとられているにも拘らず、コロナの関係で、いまだに窓口ではなくメールや郵送による手続きを推奨しているという、ハローワークHPの記載は継続中だが、どうにも均一性が感じられない。
 利用期限の3ヶ月を越してまで求職活動が終わっていない方がおかしいのかも知れないが、このご時世、長引かせずに仕事が決まっている人って、一体何割程度いるのだろう…とそちらの方が気になって仕方がない今日この頃である。

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