12月6日

 このところ、求職サイトからのメールが急激に増えている。コロナは第三波が来ているようで、過去最多の感染者を連日記録しているが、就職市場は徐々に活気を取り戻しているのか、新年度に向けて求人数が増えつつあるのか、実際のところ判らない。相変わらず内容が頓珍漢なので、〝これぞ!〟というものは皆無だ。私のどの経歴を見て応募を勧めるのかわからない、謎な職種が目白押しである。
 いよいよ年末の大掃除月間に入り、連日家中の隅から隅まで事細かく拭き倒している。毎年ぎりぎりまで半泣きになりながらやっているのは、新しい年に向けて気持ちも新たに生きたいがためだが、今年は毎日が日曜祝日なので、余裕を持って終われそうだ。と言いつつ、終わるまでは忙殺されるので、今月も決まらなかった時点で就活は中断である。
 とはいえ、年初めには仕事に就いていたい。先が見えない状態で不運を引き摺りたくないのだ。求人検索は深夜になり、求職サイトから二つ三つ応募したが、変わり映え無く面接まで辿りつけない。
 自分の仕事とは一体何なのだろう…と思う。

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