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カレーですよ4341(袖ヶ浦 としまや弁当奈良輪店 )安心してください。カレーもあります。

いや、あんまりにもミックス弁当が好きすぎていつでも困り果てるのだが。なぜ困っているのか。それは、他のお弁当が選べないから。せっかくカレーもあるというのに。

**カレーですよ。 **

とにかくとしまや弁当とくればあの「秘伝のタレ」を使ったおかずのシリーズを買わざるを得ない。これは致し方ないことである。

他にも美味しそうなお弁当のラインナップが目白押しであるにもかかわらず、あの濃い味の「秘伝のタレ」の力には敵わない。そして思いついたのだ。

「2個食っちゃえばいいじゃん」

わかっている。大人として配慮の欠けた、若者的、デブ的な考えであるということは。しかしあの「秘伝のタレ」シリーズを差し置いてのカレー、わたしにはそんなことできない。できないならいいや、両方食べれば。うん、デブの思考そのものである。仕方がない。

そして実行するわけである。

としまやの駐車場で「ミックス弁当」を思いのままにたのしみ切って、ちょっと目尻に涙がにじむくらい満足したのだが、ふと我に帰る。「カレー、買いに行こう」

恥ずかしいんである。20分前にやってきて結構いろいろ買って帰ったオジサンが、たいして時間が経っていないのにまたやってきて「カレー、ください」とか。なかなか言い出せない。

そこで「カレー、買い忘れちゃって。怒られちゃった、へへへ、、」とかなんとか店のおばちゃんに口の中でモゴモゴ言い訳をしたりする。おばちゃんがそんなお弁当おじさんのことなど覚えているわけもなく、気にするわけもないのにおどおどと言い訳をする。そんなことを言いながらも無料の味噌汁をおたまですくうことだけは忘れない。

そうやってほうほうの体でカレーライスを購入、クルマに戻った。流石にもう一度同じ駐車場で食べるのは忍びなく、移動して袖ヶ浦海浜公園の駐車場に。さあ、カレーだ。

まずひと口食べての感想、としまや弁当のカレー、侮りがたし。 またやられた感がある。いいのだ、このカレーライス。
ただのカレーライス、たかが弁当屋のカレーライス。正直そう思っていた。ミックス弁当の、秘伝のタレにやられたものなら当然の反応であろう。が、その当たり前の地味な外見に騙されてはいけなかったのだ。

まずフタをあけるとふわりと香るカレーの香り、その中にどうもバターやクリーム的な芳香を感じるのだ。おやおやこれは、と食べてみれば。
きちんと辛さはあってカレーのアイデンティティは保ちつつ、乳製品で重さをつけてある。いい意味で安めのバターチキンカレーの乳製品部分をジャパニーズカレーライスに乗せた感じ。これは好きな人が多いはずだ。

具材は玉ねぎが多く、強く存在感を示している。みじんの炒め玉ねぎではなく、具材としてのくし切り玉ねぎであり、それがまた良い。
キーマカレーと呼ぶには大きめの肉の粒、ビッツと呼ぶのがちょうど良さそうな肉粒が少量入る。いまはどうも低調で切ない、懐かしきビーフカレーの味である。とてもよい。旨い。

弁当屋にやってきたが、やっぱりカレーを食べたい人々に十分な満足と心動く体験をくれる良カレーであった。なんだ、いいものじゃあないか。

今度はおかずだけの通称「ぐるぐるチャーシュー」ないし「うずまき」と呼ばれる秘伝のタレで味付けされたチャーシューとカレーを買って組み合わせてみよう。

うん、いや、やっぱりやめておこう。
食べたかったら2個食べよう。
デブチョイスだが、致し方ない。

追記
実はおやつ用に祭り寿司も買った。千葉県民なら誰でも知ってる、お花や蝶々や色々なものをモチーフとした巻き寿司でそのきれいな模様に心惹かれて見かけるといつでも買ってしまう。

これは素晴らしいものだ。写真ではレンズの関係で歪んでしまっているが、きれいなものなのだ。
胃袋に余裕があれば千葉県祭り寿司の旅、みたいな企画をしてみたいものだなあと思っている。


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