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企業が向き合うべき小1の壁

最近周りで「小1の壁」問題について心配する人が増えてきました。
私のnoteは、企業のブランディングや集客に役立つ情報を発信できればと思って書いていますが、「キャリア」「働き方」に関しては、一女性としても、一企業としても大事なポイントになってくると思うので、これからも発信していきたいと思います。

小1の壁ってなに?

小1の壁とは、子供が保育園から小学校にあがるにあたり、共働き夫婦の場合、様々な問題が生じてくる。というお話です。
一番大きいのが「時間」の問題。
保育園は、夜遅くまで預かってくれる保育園もあります。しかし、小学校は、15時前後に学校が終わります。
高学年になったら一人で過ごすこともできますが、低学年のうちは一人にしておくこともできません。
しかも、「時短制度」が小学校まで適用になる企業はほとんどありません。
その結果、ある企業による「小学生に上がるタイミングでの、両立への不安はありますか?」というアンケート。なんと9割もの親が両立に不安がある。と考えています。

引用元:https://sourire-heart.com/7718/

働き方を変えなければいけないの!?

小1の壁を乗り越える方法は、いくつかありますが、大きく分けるとこの2つだと思っています。

・学童や習い事に行かせる
・親が働き方を変える

どちらもありだと思いますが、大きな違いは、前者は管理下にないこと。後者は管理下にあることです。
どういうことかというと、学童や習い事は、そもそも近所にあるかわからないし、あったとしても入れるかもわかりません。自分だとどうしようもできないことが多いのです。一方で働き方は自分が変えればいいだけなので、ある意味ラクです。
なので、自分が働き方を変える「しかない」となるわけです。

これが大手企業の現実

最近は、働き方の多様化を受け入れる会社やリモートワークに取り組んでいる企業も増えてきました。
しかし、増えてきたと言っても、周りを見ると、対応していない会社の方が圧倒的に多いです。
そして、大手になればなるほど「女性はお荷物」的な考え方は未だ強いなと感じています。
それはわからなくもないなとは思っていますが。
こちらの記事にも書きましたが、男性は女性の問題は頭では理解していても、100%共感はできません。
私がもし男性管理者だとしたら、たしかに休みの多い女性は困ります笑

企業ができることってないの?

できることは、
・時短制度の導入
・リモートワークの導入
でしょうか。

時短制度に関しては、国単位で変えていけれたらもちろんベストですが。企業としても制度として導入できるといいなと思います。

そして、リモートワークの導入。
もちろん出社しないといけない形態もあります。(銀行や役所など)
しかし、「制度を変えるのが大変」という理由で未だ出社の形態をとっている企業。
こういう企業は大企業に多いですが、もったいないなと感じてしまいます。人材流出してしまいますね・・・

今回ざっと問題点をあげましたが、今後も問題提議をし、発信しつづけていきたいと思います。


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