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【保育園あるある】


【エピソード1】
保育者: 「なんで長袖、着てきたの?」
    「暑いわー。この半袖に着替えて〜」
A君:「いや」
保育者:「ほら!みんな半袖やん。C君なんてノースリーブ着てるよ」

保育者は、長袖より半袖で過ごす方が快適だと判断したから、A君に着替えることを促したのでしょうね。先を見越しての気配りですよね。

A君に着替えるように「友達と一緒」「みんなと一緒だよ」と興味づけをしてみましたが、A君は着替えないという意思表示をしています。

しかし、A君の気持ちを一旦受け止めないで、保育士の想いを伝えることで、自分の意見や気持ちを大切にしてもらっていないように感じてしまうのではないか?と気になるのは、単に私の思い込みでしょうか?

A君が、汗をかいてから半袖に着替えるのではダメなのかな?それだったら半袖になったら心地いい。と感じやすいのにな〜って思っちゃいました。

それはそうと、そもそも、A君が長袖を着てきた理由は、なんだったのでしょうね?
・お母さんが、長袖を選んでくれたのかな?
・遊びを中断したくなかったのかな?


【エピソード2】
牛乳パックで作った高さ14㎝の踏み台の上で、1歳児のB君がしゃがんでいました。
保育者: 「なんで、そんなところで遊んでるの?」「危ないわ〜降りなさい。」


保育士はできるだけ危険なことは回避しなくてはならない。と言うことを
常に意識しています。

だから「もし、怪我をしたら?」と想像し、怪我をする前に止めなくっちゃ!!とついつい先回りして考えがちです。特に、怪我をした事例があると、「同じような怪我をしてはならない」と過敏になりますよね。

B君の場合、その踏み台の上をカニさん歩きで歩いている姿を見かけますし、B君の運動発達上、踏み台の上で、しゃがんでいることが危険だとは感じなかったのですが、

もし、不安だったら、すぐに助けられるようにスタンバイをして、B君の側で見守るというのはどうでしょうか?

まあ〜 それよりも、乗ってはいけないような危ない踏み台ならば、危険を防ぐ対策として、保育室には置かないようにする方法が一番、安全なのかもしれませんね。


【エピソード3】
保育者: 「Dちゃん、おはよう〜」
Dちゃん:反応なし
保育者: 「はい、無視。おはよう〜」って言ってるのだからDちゃん笑ってよ〜」


保育者は、Dちゃんの反応を期待して声をかけたのに、期待通りではなかったから、思わず心の声が漏れてしまったのでしょうか?

今回は、Dちゃんの反応が見られなくて残念でしたが、保育者に「おはよう〜」と声をかけられて笑ってくれなかったDちゃんが、今後、どの様に成長していくのか?その姿が楽しみですね。

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