子どものミカタ(見方・味方)

「子どものミカタ」代表で、「キャンディー」と呼ばれている井阪有希です😊 25年以上の…

子どものミカタ(見方・味方)

「子どものミカタ」代表で、「キャンディー」と呼ばれている井阪有希です😊 25年以上の保育の経験と2000人以上とのコーチングを経て、子どもたちの潜在能力を引き出す活動に情熱を注ぎ続けています✨

マガジン

  • 母として、25年間3000人を超える子ども達と関わり...

    母として2人を育て、25年間3000人を超える子ども達と関わってきた、私が今思うことを書いてみました。

  • ついに、ついに告白します!25年間の保育現場の実態!!

    保育現場の実態を明かす理由は?それは25年間現場を見続けてきた中で、大人たちの誤りに気付いたことがあります。しかし、その大人たちも子どもの幸せを願っているはずです。 では、どうして子どもの幸せを奪い、潰し、傷つけてしまうのか?知らなければ気づかないけれど、知るとハッとし納得することばかりです。 だから、まずは知って頂きたい。

  • 「自分自身を知る」為の”気づき”と”心の地図”を作っています

    私自身、我が子との関わりが本当に子どもの為になっているのかどうかの答えは、 問題が起きて始めて気がつきました。 25年間居た保育現場でも、人生の土台を作る0.1.2歳の時代の大切さを学んでいる専門職でさえ、子どものために良かれと思ってやることで大人の犠牲にさせてしまっています。 だからこそ 保育現場を変えることに情熱を持ってやって来ましたが、 国が定める保育者の人数、 労働量に対して対価が低く、保育者のモチベーションが上がらないなど 情熱だけでは、保育現場を変えることに限界がありました。 同じ時間、情熱を注ぐのであれば 今、子育てをしているお父さんお母さんにダイレクトに伝えることが私の使命だと感じ、 大好きだった子どもたちとも別れオンライン空間のHUB Cafeで”気づき”と”心の地図”を作っています。

最近の記事

子育ての新常識:弱みを強みに変える育児のアプローチ

「良い大学→良い会社→安定した年金生活」という昔の成功モデルは今や過去のもの。 時代の変化と共に、私たちの子育ての方法も変わっていますが、皆さんは、どのように対応していますか?現代の子どもたちには、どのような能力が必要でしょうか? 今後の時代を生き抜く子どもたちには、以下の能力や資質が必要です。 《これからの時代に必要になる力》 ・自己学習能力: 情報技術の進歩により、学習資源が豊富になり、自ら学ぶ力が重要になっています。子どもたちが自主的に学び、問題解決能力を

    • "いい子"の危険性⚠️ 現代育児の落とし穴に迫る

      本日は、子どもたちの自立を阻害する現代の育児方法について深く掘り下げます。 以下の点は、子どもが自分で物事を判断し、行動する能力を育てる上での障害となります。 過保護: 常に親が介入して物事を解決することは、子どもが自分で何かをする機会を奪います。 過干渉: 子どもの選択や行動に対して過度に管理や指示を行い、自分で判断する機会を制限してしまいます。 親の価値観: 子どもに自分で決定する機会を与えず、常に親が決めることで、自己決定能力の発達が妨げられます。

      • 思春期の親子関係で悩まないために

        最近、思春期のお子様の悩みについて相談を受けることが続いています。 思春期は、親子関係において特にデリケートな時期であり、この時期に生じる問題は、後の親子関係に長く影響を及ぼす可能性があります。 そこで、思春期の親子関係で必要なことと、子どもの思春期を迎えるまでに親がしておくことについてまとめてみました。 悩みを抱える親子の共通点を見てみると、多くの場合、コミュニケーションの問題が根底にあります。 悩みを抱える親子の共通点 思春期の子どもは自我が発達し、親からの独立

        • 🌱「教える時代から共感時代へ」🌱

          《カウンセリング分野での変遷》 カウンセリングにおいて「相手の話を聞く」ことは基本的な要素とされていますが、実際にはカウンセリングのアプローチや時代によって、その重視点は変化してきました。 過去には、指導療法(directive therapy)が主流の時期もありました。 このアプローチでは、カウンセラーがより能動的な役割を担い、クライアントに対して指示やアドバイスを行うことが一般的でした。これは、クライアントが自分の問題を解決するための具体的な方法や手順を求める

        子育ての新常識:弱みを強みに変える育児のアプローチ

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        記事

          親に求められる子どもへのフィードバック力

          現代社会ではAIが急速に発展しています。従来の知識やノウハウの習得だけではAIに勝ることは困難です。 では、これからの子どもたちに何が必要なのでしょうか? 私は長年、子どもたちの成長に携わってきました。子どもたちは知らないことや自分一人では難しいことが多い存在です。大人の関わりにより、彼らは大きく成長します。 しかし、子どもたちを観察すると、彼らが興味を持ち「やってみたい」と思う瞬間、その発見は喜びに変わり、「もっと知りたい!もっと上手くなりたい!」という欲求に変わりま

          親に求められる子どもへのフィードバック力

          日々の小さな積み重ねが子どもの成長に与える影響

          多くの親御さんは、子どもの教育において、習い事や学業の成績など「目に見える成果」に焦点を当てがちです。 しかし、実はそれらよりも、もっと重要な要素があります。 本日は、そのことについて、分かりやすく解説します。 忙しい子育てにおいて、共感を持って子どもに接することは、簡単なことではありません。 特に忙しい日常では、子どもの感情に耳を傾ける余裕がないこともあります。 しかし、この小さな努力が、子どもの心に大きな影響を与えることを忘れてはなりません。 子育てに

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          ポジティブだけじゃない:ネガティブな感情がもたらす成長

          私たちの日常生活は、さまざまな感情で満たされています。喜びや興奮、感謝や愛情といったポジティブな感情は、人生を豊かにし、幸福感をもたらします。 人生には、失望、悲しみ、怒り、不安などのネガティブな感情も存在します。 しばしば、これらの感情は否定的なものとして扱われ、隠すべき、避けるべきものという印象があります。 しかし、実はこれらの感情には、私たちの成長と発展に欠かせない重要な役割があるのです。 本記事では、ネガティブな感情がどのように私たちの人生に価値を

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          無意識の判断は正しいけれど、解釈を間違える

          私たちは日々、数え切れないほどの選択をしています。朝起きる時刻から夜の就寝時刻まで、私たちの一日は無数の決断の連続です。 特に注目すべきは、意識的ではなく無意識に行われる選択の多さです。無意識の判断はしばしば正確でありながらも、その解釈を間違えるリスクが存在します。 では、なぜ人は無意識に最善と思われる選択をするのでしょうか? 人間の直感や無意識は、意識下では捉えきれないほど複雑で、時に驚くべき力を発揮します。 直感的な判断は、長年の経験や学びからくる深い理解に基づい

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          子どもの嘘にどう対応すればいいの?

          子どもが嘘をつくことは、 親御さんにとってはショックなことです。 特に小学生の高学年近くなってくると、 上手に嘘をつくようになります。 しかし、嘘をつくのには 必ず理由があります。 どうしてその行動をしたのか。 なぜ、やめられなかったのか。 やってはいけないことと知っているのに 止めることできなかったとしたら・・・ 叱って終わらせて欲しくない。 その行動の奥に 子どもの心の叫びが 潜んでいるかもしれないから。 年齢別の理解と対応のアプローチ 子どもが嘘をつくこ

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          言葉のチカラを考えよう 🔍「頑張れ」と一言、どんな影響があるの?

          「頑張れ」という言葉の深い影響 私は保育士としてのキャリアの中で、子どもたちに「頑張れ」と声をかけることがありました。 ある時、園長から「頑張れ」の言葉の使用について指摘を受けました。しかし、当時は、その指摘の真意を完全に理解することはできませんでした。 後に、現在の仕事を始める際、たくさんの方から「応援しています」と声をかけていただきました。 順調に行っている時には、とてもありがたい言葉として感じていましたが、パソコンの操作に苦戦し、努力しても望む結果を出

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          思春期の子どもとのコミュニケーション

          思春期は、子どもにとっても親にとっても、大きな転換期です。 この時期、子どもは身体的、精神的な成長を経験し、自我を確立しようとします。 一方で、親はこれまでのような接し方が通用しなくなることに気づきます。コミュニケーションの方法を見直す必要に迫られるのです。 思春期の子どもとのコミュニケーションにおける課題は、多くの家庭で共通しています。 この記事では、そんな課題にどう向き合い、どのように解決していくかを探求します。 子どもの心理を理解し、効果的なコミュ

          思春期の子どもとのコミュニケーション

          親が変われば、子も変わる

          子どもにとって、良くも悪くも、親の影響は大きいのは、紛れもない事実です。 現代の子育ての挑戦 現代の子育ては多くの挑戦を伴います。子どもの問題行動や成長の遅れはしばしば親の責任とされがちです。 これは、他人の評価に過敏になりやすい現代社会の特徴です。 子育てに自信がない親御さんは、自分自身を見つめ直すことが多いですが、これは素晴らしいことではないでしょうか。 なぜなら、外部にではなく、自分自身に原因を探る姿勢は、自己成長に不可欠だからです。 親の成長がもたらす変化

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          思春期を迎える前に

          思春期になると、子どもたちは自分の意見をはっきりと伝えるようになり、時には親に反抗的な態度を見せることもあります。 これはちょっと大変かもしれませんが、実は子どもが成長している証拠ですよね。 しかし、そのような難しい渦中に居ると、そういうふうに考えられなくなる時もあります。 本日は、幼児期からの子どもとの関わりについて触れていますので、子どもが思春期を迎える前の親御さんにも、読んでいただきたい内容です。 思春期という大事な時期に、お母さんやお父さんが子どもの考え

          📖 江戸時代の子育ては、父親の役割だったって知ってた? 🤔

          突然ですが、江戸時代の日本では、 育児は主に父親の役割とされていたって、 知ってました? 今日の私たちにとっても この歴史的な側面から学ぶことは多いです🌸 そこで、江戸時代からと今日の子育てを比べてみます。 江戸時代の育児書の魅力 📚 父親の役割重視:育児書は主に父親向けに書かれ、子どもの教育や道徳的指導が中心でした。 子ども観察の大切さ:子どもの個性や興味に合わせた育児を行うため、観察が強調されていました。 現代育児への影響 🔄 観察の継続:子どもを観察するこ

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          トモの好奇心と家族の葛藤物語(後編)

          本日は、トモの好奇心と家族の葛藤物語(前編)の後編です。 前編は、好奇心が満ち溢れる少年、トモの心の葛藤と、その好奇心を思いだすところまでを描きました。 トモの秘密基地での経験は、トモに大きな自信をもたらしていました。しかし、この新たな自立が、思いがけない形で家族の関係に影響を及ぼすことになります。 トモが秘密基地で過ごす時間が長引くにつれ、両親は、家に戻ってこないトモを心配する一方、彼の無断の行動に対する怒りも募っていきました。母は「何か悪いことに巻き込まれているので

          トモの好奇心と家族の葛藤物語(後編)

          トモの好奇心と家族の葛藤物語(前編)

          親としての役割は、子どもの年齢とともに変化していきます。時には、親自身身の恐れや不安に直面し、それを乗り越える必要もあるでしょう。 トモは、その輝く目といつも何かを発見しようとする姿勢で、周囲を魅了する10歳の少年でした。 彼には、日々の生活の中で新しいことにチャレンジする好奇心が満ち溢れていました。 しかし、その一方で、彼の世界は、母の過度な心配と、父の厳しいルールによって狭められていました。 母はいつもトモが小さな怪我をしないか、悪い友達に影響されないかを心

          トモの好奇心と家族の葛藤物語(前編)