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親に似るのは遺伝子なのか?病気は遺伝なのか?

日記もつけられないほど、文章の苦手な私が、苦手を克服する為にリハビリのように始めたnoteです。
いつもテーマを絞らず、日々あった事、気づいた事、思った事を文章力ないながらに好き勝手に書いています。
なので、文章のヘタさは寛大な心で見ていただけたら、ありがたいです。

今日は遺伝子の事を書いてみました。

親に顔が似るのは、遺伝子なのか?
私は両親に全く似ていない。
まず、親子に思われた事がないです。

母とバスに乗っていたら、母の知り合いが乗ってきて私を見て「お友達とお出かけ?」と言われた事も。

あまりの似てなさに、子どもの頃、父親が知人に「橋の下で拾ったからだよ」と冗談で言っていたのを私も笑っていた。

そして私も、誰もが親子とわかる父親と瓜二つの妹に冗談で「〇〇ちゃんは橋の下で私が拾ったんだよ、それで家族になったんだよ」と同じような冗談を言っていた。
それを聞いた妹は、あまりのショックで母に泣きついたらしい。どこから見てもそっくりな親子なのに…
傷つくと思わなかった…ごめん…

病気の相談を受けると、必ず出てくるのは、遺伝の話。

母方が、がん家系で多分、私も遺伝で…
おじいちゃんがハゲていて僕も隔世遺伝だと…などと言った遺伝子の話が出てくる。

病気は遺伝なのか? だったらしょうがないのか?

アメリカに住んでいるお世話になった先輩がアメリカ人と結婚し、中国人の子どもを養子に迎えた。
帰国した時、彼は2歳で、どちらにも似ていなかった。
それはそうでしょう、他人だし国籍も違う。
ただ、2人がとても彼を愛していて、とても可愛がって愛情を注いでいるのはわかった。
特にアメリカ人の父親はずっと彼を抱っこして、それを愛おしく見つめる母親である先輩の目がとても微笑ましかった。
深い愛情に血のつながりってなんだろう?とさえ、思えた。

そして、また日本に来た時、養子に迎えた子は5歳になっていた。
相変わらず、お父さんにべったりだった。
あれ?お子さんって養子だったよね?と友人達と陰で顔を見合わせ、確認しあった。
そのくらい父親に顔がそっくりになっていてビックリした。

よく、野良猫や野良犬を拾ってきて、人と共に生活していると、顔が穏やかになり、飼い主になんとなく似てくるのは感じた事があるが、人が似てくるのは、見たのは初めてだった。
遺伝子って、なんなのだろう?

遺伝子という生命の伝達のつながりは抗えないものだと思っていた。愛情は遺伝子の情報伝達を超える力があるのだろか?なんて思い、この多国籍親子を見てしあわせな気持ちになれた。

もしや遺伝子自体にも縛られていないだろうか?だって、血のつながりのある私だって両親に似ていない。

こんな疑問をずっと思っていた。
それから愛犬の病から、ローフードに出逢い、ローフードからローフードをやっている人にはバイブル的な本グリーン・フォー・ライフに出逢った。
グリーン・フォー・ライフの著者ヴィクトリア・ブーテンコさんは、人間とチンパンジーのDNAは、99.4%同じなのに、人間と違って癌にならないチンパンジーを観察してグリーンスムージーを考案し、自分だけでなく、家族やたくさんの人々を健康に導いた。

えっ?チンパンジーとの違いって、たった0.6%なの?
そのたった0.6%があんなに大きな違いを生み出すの?

そしてさらに、遺伝子工学の第一人者である筑波大学名誉教授 村上和雄先生のドキュメンタリー映画「SWITCHスイッチ」を見た。

ノーベル賞をもらう天才と普通の人とは遺伝子レベルでみると99.5%同じだという。
能力の差はそのたった0.5%の遺伝子を眠らせているか、目覚めさせているかの違いだけだと。

さらに村上和雄先生の話では、人間の遺伝子には、1ページ1000文字ある1000ページの百科事典が約3200冊分にも及ぶ情報が入っていて、私たちはその数%しか使っていないことが様々な研究の結果により明らかになっていると。

そしてその違いは、環境や思いによって変わり、眠っている0.5%の遺伝子をどうやってオンにするか。たった0.5%の遺伝子がオンになるだけで人生は大きく変わる、人間の可能性は無限大で、人は生きながらにして生まれ変わることができるのだと。

これを知って、何だか長年の疑問が腑に落ちた気がした。
何だ、似てきてもそんなの大した変化じゃないんだと思えた。だって99.5%同じなんだもの。そして彼らの愛情やしあわせ感が0.5%の遺伝子のスイッチをオンにしただけなのだと。

この多国籍親子と再会した時、えっ、そっくりなんだけど?と私が言った言葉に、この親子は喜んでいた。
お互いを思う家族としてより近づきたい思いや絆が似るという形で現れたのかもしれない。

縛られていたのは、遺伝子ではなく、常識や浅い遺伝子への知識だった。 

たった0.5%は、実は無限大の可能性だった。

人は環境によって変わる。必要とされると変わる。
だからその環境が悪かったり、必要とされなかったり、愛情が不足すると逆に無限の可能性は失われるのかもしれない。

病気に遺伝子は関わっているのかもしれない。でも治る可能性は無限大にある。
ビクトリアブーテンコさんのグリーンスムージーだけでもたくさんの難病を克服した人がいるくらいだし、私自身がグリーンスムージーの効果で健康になったし、愛犬とクライアントさんを通じて結果を感じている。
食という環境を変えて栄養でスイッチをオンにしたのだと。

学校や職場など、今、置かれている場が合わないで生きる力を失ったり、辛い思いをしている人は、その環境から逃げて環境を変える事は大事だと思う。
合わない場にとどまり可能性を消失していくのではなく、眠ってしまった無限の可能性のスイッチをオンにして、生きながらにして生まれ変わるチャンスが自分の中にある事を知ってほしい。 

国籍も違う赤の他人が、深い絆で結ばれた親子にもなれるのだから。

たくさんの方々が無限の可能性のスイッチをオンにして、しあわせの花が開きますように。

遺伝子の無限の可能性と
スイッチをオンにするたくさんの出逢いに
感謝♾合掌

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