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【#10】リハビリ病院編 その4

やっとリハビリの事を書きます。

入院して2日目、先ずやったのはベッドから車椅子への移乗。(乗り移り)

これは比較的上手になって看護師さんの見守りでも良くなったから装具を付けて歩いてみることに。

装具?

今でこそ自分の相棒みたいな装具ですが健常者の時に装具なんて見た事もなかった。

僕の目の前に現れたのは長下肢装具。

これが長下肢装具

太ももまですっぽり装着するタイプの装具だった。

何かロボットみたいだな。ってマジで誰でも思いそうな事を思いながら付ける事に。



『お、、、重たい、、、。』

筋肉はあるはずなのに上手く使えてないのか

とにかく重たかった。

僕の入院した回復期病院は脳卒中に強い病院で特に理学療法(足のリハビリ)に力を入れていたと思う、なので設備はかなり充実していた。

よし!じゃあ歩いてみよう!って事で身体にハーネスを付けて、平行棒の中を歩いてみることに。


『…』


『…』

足が全く出ない。

え?俺って今までどうやって歩いてたんだろ?って本気で思った。

あまりに足が出ないのでPTが僕の足を蹴り出して何とか平行棒を歩ききったけど、あまりの自分の能力の低さにグーパンチを喰らわされたような気持ちになった。


その時の様子


何とかリハビリを終えて、ご飯を食べて、

もうクタクタでその日はすぐ寝てしまった。

何はともあれリハビリの一歩目を歩み出したずーみーさん。

このあと出逢う担当PTさんがずーみーの運命を大きく変えるのでした。

つづく

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