毒親サバイバーの私とグリーフケア②
グリーフケアとは「喪失の悲嘆のケア」という意味です。
私は二年前に母を亡くした時に悲しみと同時に安堵する自分に気づき驚きました。
母に対して色々な感情があり、それらを一つ一つ受け止めていくことが私にとってグリーフケアになりました。
母を亡くした直後は、周りの方が私のことを思って言ってくれる言葉に傷つくことも多くありました。
「お母さんは幸せだったと思うよ」
「そんなに泣いてたらお母さんが心配するよ」
「時間が解決するから大丈夫だよ」
どれも私を励ますために言ってくれていることは理解できたのですが、当時の私にとっては傷つく言葉でした。
悲しみを我慢するのは辛いです。
悲しいと涙を流して、悲しんでいる自分に気づくと徐々に悲しみが癒えていくのを感じました。
もっとこうすれば良かったと後悔している自分をなかったことにするのは辛いです。
後悔している自分を認めて、母にしたかったことを遺影に向かって言うことで悲しみが癒えるのを感じました。
自分の気持ちに気づいて向き合ってを繰り返していくと、私は周囲の励ましの言葉も受け止められるようになっていきました。
その過程に私にはサポートしてくださるゲシュタルトセラピストさん達がいました。
心から感謝しています。
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