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「固定概念のゼロ。」(詩)

「知ったかぶるなよ。」


大人が子供に言う。


「しらないふりしないでよ!」


子供が大人に言う。


常識と言う名の固定概念。


いつしかみんなは

サンタクロースはいないと勘違いする。


「タイムスリップは出来ない」

と述べる。


誰がそんなことを決めたのか?


決めたのはきっと、誰かの常識だ。


決められたレールの上で

何故かそう信じ込んでしまう。


そんなの、誰も見たことないから

知らない筈なのに。


確率は常に0じゃない。


天文学的確率を無視して。


考えることを、

人はいつか怖がるんだ。


言葉は伝播する。


「正直に、言って欲しい。」


正面から殴られる苦痛。


意味があって隠すのか。

それとも意味なんてないのか。


僕はその意味に

納得出来るかもしれない。


しかし、結局。

生きる世界が違うのだと思うかもしれない。


やらなきゃわからないこと。


やらなくても分かること。


大きく開く

理解の差の中で。


思い込まない為にも。


分かり合えないと決めつけている人と、

いずれは分かり合いたいんだ。


どれだけ相手が

自分の事を嫌に思っていても。


どれだけ自分が

相手を嫌だと思ってしまっても。


「仲良くなれる確率は、0じゃない。」


そう。


ただ貴方を理解したいだけの、

現実知らずの子供の戯れ言だ。

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