感想 映画「すずめの戸締まり」

新海誠監督の最新作、すずめの戸締まりを観に行ってきました。

何とも言えない…面白いか否かで言えば面白かったです。
特にCGの作り込みや音楽の相性は作品ととても合っていて序盤から世界観に浸れたのはさすが新海監督作品でした。

私が何と言えないと引っかかるのはストーリーの伏線が解決されていない(ように感じる)からなんだと思います。

例えば
・ヒロイン「鈴芽」と閉じ師「草太」は本当に偶然出会ったのか?
・後ろ戸とは?ミミズとは?ダイジンは結局なにものなのか?
などなど。

勿論全く説明がなかったわけでは無く、ちゃんと考察の余地を残しつつもこういう事か、と納得できる内容になっているので全く分からないという訳ではありません。
この、考察の余地を残しつつ、の余地多すぎるんでしょうね。私みたいに議論を重ねるまで行かない視聴者としては少々疑問が残る作品だったかなと思いました。

ですが総評としては面白かったの一言に付きます。
特に前作「天気の子」で不満があった方たちは観に行って損は無いと思います。

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