「漫画連載するならジャンプしかない！」
ジャンプ以外価値は無いと思っていた。

進撃の巨人はマガジンだし、葬送のフリーレンはサンデー。ハコヅメはモーニング。しかし評価されている。価値がある。

小説より漫画が売れるから漫画にしか価値がないと思っていた。これも傲慢な考えだ。
村上春樹や上橋菜穂子、朝井リョウは売れている。

ジャンプの底辺よりネットサイトの頂点。そういえば王様ランキングとかもネット出身だったな。

林修先生曰く、東大生にも頭の良さで格差があるらしい。東大の底辺より、MARCHの頂点。
もっと言うと、社会に出れば学歴は関係ない。仕事が出来るかどうかだ。学歴は高いが仕事ができない人、中卒だけどバリバリに要領が良い人がいたりする。
《大海の底辺より井の中の頂点》だ。これ座右の銘にしよう。

声優は、芸能人じゃ端くれの部類だろう。ドラマやバラエティには出てこない。しかし、声優界でトップの人間は、芸能人より金を稼いでいるだろうし、なにより知名度も高い。
「芸能人ならテレビに出る俳優、女優しかない！声優なんてサブカルチックな場所はダサい」
と、行くフィールドを最初から絞っても、成果が出せるとは限らない。中途半端にテレビ出演を果たしても、トップ声優に収入も知名度も負ける。
いくら明るくてトークが出来ても、松岡禎丞や石田彰に演技の情熱で負ける。
天下の声優事務所、青二プロダクションに所属していても、フリーに負けたりする。

アイドルにも言える。
天下の秋元グループは知名度があるが、やっぱりそのメンバーの中でも人気格差はあるわけで。底辺アンダーになるとほとんど知名度は無い。地下アイドルの頂点に負けるのだ。王林とか橋本環奈とか。
自分以外のブランド力にアイデンティティが向きすぎている人間は総じて過大評価されている。
「あの〜の妹！」
とか
「〜似と話題！」
とか。本人の価値ではない。パワーのある他人のふんどしを巻いてるだけ。
子供が鉄砲使ってブレイキングダウン出ている、みたいな。鉄砲の力で勝っているだけだから、弾切れを起こしたら終わり。

本気でやっていれば、咲く場所関係なく評価される。

僕はXやインスタという大海に憧れていた。人気だし主流だし、なによりキラキラしている。皆から見られて承認されるし。noteは過疎。

しかし、Xの底辺よりnoteの頂点だ！

実力があれば、場所や肩書き関係なく評価される。