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魅力的な人

色々な思想を持っている人は魅力的に見える。
引き出しが多いということだ。
《深くはないが広い》という状態が、最も魅力的に映るタイプの人間なのだろう。
《狭く深い》だと特定の話題しか通じないいわゆるオタクやマニアだと思われる。
「話が合わない…」と敬遠されがちな人種になる。
これが顕著な発達障害者などは、忌避の目で見られたり、孤立したりするのだ。

いろいろな趣味を持っておこう。
興味がなくても飛び込めば、人間的に魅力が出る。
依存先は選択肢である。
選択肢が増えると視野が広がる。

人生シュミレート

声優を目指すとする。

この時、他に希望する職業などといった選択肢が無い時、視野が狭まる。
①声優のみ
②弁護士
魅力が段違い。

そして幼少の頃からアニメや漫画、ゲームに親しんだ場合、会話の引き出しが狭くなる。
①アニメ鑑賞、ゲーム
②釣り、農業、DIY、野球、野鳥研究

雑談の引き出しも増えるため声優のラジオにも選ばれやすく、その分野に関係した作品に出られるなどの恩恵を受けられる可能性が高くなる。
人生において広く興味を持つことは、得しかないのだ。

エンタメ業界だけに言えることではない。他の業界に飛び込む際、他の業界のノウハウが混じりあって化学反応を起こす事はザラだ。
千代の富士が強かったのは漁業をしていたからであるし、宮本武蔵の絵が上手かったのは、武道のバックボーンがあったから。
ひとつの物事で成果を出した人間は、別のところでも違ったアプローチで成果を出しやすい。

精神安定

仕事が好きで、100%仕事のことに自分の労力や思考を割いているとする。
仕事で上手くいかないと人生が全て上手くいかないことになる。
選択肢を増やすことは、依存先を増やすことでもあるのだ。
視野狭窄に陥らない。
心に余裕を持っていられる。これが大きい。

「これでダメだったら他の分野いけばいいや」
ができる。

僕で言うと漫画家や鉄拳だ。

「俺には漫画家しかない!」
と思っていて、結果視野狭窄に陥り、別の可能性を潰してしまった。
今考えれば小説家やYouTuber、ライターやブロガー、ツイッタラーという道もあっただろう。自分の中で無意識に縛っていただけで、それをとっぱらえば、表現の方法はなんだっていいことに気付く。

「僕の存在価値は鉄拳の上手さしかない」
これも今振り返れば視野狭窄であると分かる。
鉄拳で上手くいかないなら、違うゲームをすればいいし、もっと言うとゲーム以外にも選択肢はある。というかゲーム以外の選択肢の方が多い。

今はだいぶ分散ができている。
「noteで上手くいかないなら別のことすればいいや」
となっている。
昔なら
「note以外に生きる道はない!」
となる。
視野狭窄してスキに一喜一憂する日々だ。
魅力的な人とは、余裕のある人だと思う。

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