障害者雇用。

コレ言葉のあやね。　

障害者雇用と銘打っていますが、《知的》障害者とはひと言も書いてないのであります。
身体障害者以外全部弾く、みたいな企業もあるのでしょう。
にしても面接までこぎつけた企業様からは結構良い反応してもらえた。手応えはあった。

「ブラインドタッチとかできるんですか？」
「ええ。でも今はブラインドタッチって言わないんですよ。タッチタイピングですね（ドヤッ）」
「へえ〜！初めて知った！そうなんですね！！（面接官２人、顔を見合わせる）」

手応えありでしょ？

不採用。

交通費の説明と職場見学までさせといて不採用かよ…っ！！！
その後にもっと良い人材来たんだろうな。

感じたこと

障害者雇用では箸にも棒にもかからないため、スーパーからタウンワークをぶんどってきて一般枠にクローズ（ハンデがあることを開示しない）で応募。

障害者雇用で受からなかったためダメ元だったが、面接の場でまさかの即採用。
障害者雇用は１０社くらい受けてゼロ。
対して一般枠で落ちた経験ってほぼない。５社くらい受けて、落ちたのは２社。結婚式場と介護施設。今となっては見る目あるな。そして入らなくてマジでよかった。絶対やらかして、結婚式台無しにするから。介護職員になっていたなら入居者落として殺してたんじゃない？業務上過失致死傷罪。

結果受かった清掃会社はまあまあやれた（と思っている）。だけど雇う側の反応が僕にだけよろしくなかったので、至らぬところがたくさんあったのだろう。

障害者雇用はスマブラの逆ＶＩＰ（分からない人ゴメン）みたいなもんだと感じた。
スマブラの逆ＶＩＰについて説明しまっせ。

任天堂のゲーム、スマッシュブラザーズのオンライン対戦において負けが続くと送り込まれる敗者部屋だ。
で、ここに一度落ちるとなかなか這い上がれない。勝っても抜けるためのポイントは増えないのに、負けるとそのポイントがごっそり持ってかれること。
これは逆ＶＩＰにいる人間、みんな同条件。そうなるとその人間たちは、場数がどんどん増えていく。となるとメキメキ上手くなる。
ポイントは増えないのに勝利数が増え、実力とポイントが釣り合わない状態になる。
で、結果、中級者と同じような魔境になる。

逆ＶＩＰと同じで、面接に落ちまくっている百戦錬磨の面接マスターがいるのかもしれない。
面接だけやたら愛想いいから受かるみたいな。
でも仕事はゴミだからすぐ辞めるとかさ。

単純に競争率が高いのは確かだろう。用意されている枠が希望者に対して少なすぎる。
どういう人が受かってるのかは知らない。

一度だけ、イオンで障害者だと思われる従業員が、付き添いのスタッフとトイレに入っていた。手を洗うだけでも大変そうだった。

受かってしまえばあとは楽なのかもしれないが、審査はマジで大企業並だと思った。
普通の仕事はマジでめちゃくちゃ受かるし、落ちても面接まではこぎつけるから。

ピラミッド難易度と思いきや、ダイヤ型だった。　
一般枠より採用が難しいって…。
まあ実際障害者もエリートも少数派で共通してるか。

てかなんなら仕事内容も難易度はダイヤ型。
それなら一般清掃の方が楽だぞマジで。
でもそこでは前述したかもしれないけど、やっぱり普通の人と同じ扱いで働くのでどうしても悪目立ちする。
だから障害者雇用でレベルを合わせようとする。
で、実際面接時に説明された業務内容。

「パーツ２００個覚えられます？」

障害者雇用枠で難易度を下げようとしてるのにむしろ上がるっていう（笑）
身体障害者や、良くて発達障害者向けの業務内容。
面接時にしか分からないから、ミスマッチ起こしてお互い時間も労力も無駄なんだよな。

入社後にミスマッチが起こる方がマズイのか。簡単に解雇できないから。

なんか…システムのバグとしか思えない。

水増ししてるか、知的障害者を弾いているかだと勝手に思ってる。
法律違反だが、意外とこういうのは労基が入らないと分からない。
一般職で働いていた頃、店長が過労死ラインを超えて労働していたから。

世の中のシステムはバグってると思う。