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真実ってどうでも良くてさ

京都アニメーション放火事件の犯人、青葉真司は死刑になるだろう。

彼は統合失調症であった。
それを免罪符に弁護側は減刑を主張。
争点は責任能力の有無だ。
統合失調症による症状ならば、減刑されるだろう。
真偽は医師でも専門家でも見分けるのは困難だ。
しかし、真偽など関係なく、
周りの人間がどう思うかどう解釈するかで決まる。
青葉被告が統合失調症かどうかは関係ないのだ。真実なんてこの際どうでもいい。
「本当に統合失調症だろうが、被害者がいるから死刑が妥当」という判断なのだ。

裁判官がそういう判断をする。
ここで少しでも減刑すれば、今度は裁判官が周りの人間から目の敵にされる。
裁判の結果は、世論に左右されると思う。

人を裁くのは難しい。というか人間には本来できない。どんな行為がどれだけ悪くて、どれだけの刑罰に値するのか。
価値や魅力と同じ。時と場合で変わる主観的なもの。


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