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九死に一生!我が家のハムスター事件

朝早く、「ハムちゃん!!!」という叫び声が我が家に響いた。

驚いて家族が集合すると、主人の手の中には、昨日いなくなったはずのハムスターがいた。もともと家のハムスターはよく脱走していたから別に今日に限った話ではないと放っていたのだが、今回のようにトイレで溺れていたのは初めてだった。なんでも、トイレをしようと思い便器を見たらハムスターがいたと言うそんなバカなと言う状況だったと言う。

ビクビクと痙攣する冷たいハムスター、タオルで包んでなんとか体温が回復するよう祈っていたら、なんと娘がハムスターのお腹をムニムニと押しだしたのだ。

娘曰く「お腹を押したら水が口からピューって出てくるから押してあげるの。」ということらしい。

私たちはハムスターを温めながら娘にハムスターのお腹を押すと逆効果だと言うことを教えなければならなかった。

するとまたしても娘が、ハムスター用のご飯を持ってきた。そして口に押し当て必死に食べさせようとしていた。

「ハムちゃんは今は食べられないんだよ」と教えても聞く耳を持たず、結局娘とハムスターを引き離す事態になってしまった。すると娘は大号泣。大人も右往左往て大変な事に。

そうこうしている内にハムスターの体温も回復して娘が置いていったご飯が食べれるようになり、娘は娘で落ち着いて事態は終結。

後日談 動物病院に連れて行ったところ「今生きているのが不思議ですね。」と言う一言に肝が冷えました。






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