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虚報の朝日を未だに排除できない日本メディア界。そんなところで質の高いコンテンツができるわけもない。

虚報の朝日を未だに排除できない日本メディア界。そんなところで質の高いコンテンツができるわけもない。
2020年10月30日
以下は昨日発売された週刊新潮の掉尾を飾る高山正之の連載コラムからである。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
コンテンツはゼロ
村山家とちょっと離れた朝日新聞は美土路昌一を最初の社長に選んだ。 
彼は東京裁判史観を崇め、支那に岡崎嘉平太を送って「日本はナチみたいだった」と詫びさせた。 
次の広岡知男は「支那朝鮮を崇め日本を貶める」社是を確立し、その証として本多勝一の「中国の旅」を連載した。 
後任の渡辺誠毅も広岡に倣い「日本を貶めるのに真実は要らない」編集方針を立てた。 
これに応じて大阪本社の清田治史は吉田清治の「済州島で200人の性奴隷を狩り出した」という嘘を書いた。 
東京本社の佐竹昭美も空にもくもくの煙幕写真を添えて「これが日本軍の毒ガス戦だ」とやった。 
ただ佐竹の嘘は通らなかった。
産経新聞が「毒ガスが空に上ったらカラスしか殺せない」と指摘した。 
佐竹は産経に殴り込んだが真実は産経にあった。 
渡辺は引責辞任した。 
因みにこの反論記事は石川水穂が執筆し、担当デスクは高山正之だった。
悪い社長の首級を挙げられたのはたまらない快感だった。 
渡辺の後任は一柳東一郎で、彼は見抜かれない嘘を書けと記者に注意した。
しかしカメラマンには注意するのを失念した。 
で、沖縄の海に濳ったカメラマン本田嘉郎は珊瑚に「KY」と落書きしてその写真を紙面に載せた。 
自作自演の嘘はすぐばれて一柳は辞任した。 
後を継いだ中江利忠は「敬支而貶日」の初心に戻り、支那のために天皇訪問実現に奔走し、一方で植村隆に「慰安婦金学順が重い口を開いた」嘘を書かせた。 
ただリクルート事件では本多勝一、疋田桂一郎に加え中江も江副浩正にたかっていたことがバレて三代連続不祥事で辞任した。 
後任の松下宗之は病死。 
次の箱島信一時代は酷かった。
本田雅和が「安倍晋三と中川昭一がNHKに圧力かけた」とでっち上げ記事を出し、次いで週刊朝日がサラ金の武富士に5000万円を上納させたことが判明する。 
箱島は辞任し、秋山耿太郎に代わるが、代わってすぐ「田中康夫と亀井静香が長野で会談」が載った。 
担当記者は取材もしなかった。
支局記者のメモを元にありもしない会談を生き生きと描いていた。 
秋山は在任4ヵ月で辞任のはずだったが、前任の箱島が新聞協会の会長を辞任することでちょんにした。 
うまく逃げたと思ったら今度は耿太郎の息子が大麻でパクられた。 
ちょっと後に、みのもんたの息子が窃盗で捕まり、もんたは責を問われ「朝ズバッ」を降板させられた。 
しかし耿太郎の方は朝日が報道を控えて、これもうまく逃げおおせた。
かくて狡太郎こと耿太郎は任期満了まで務め、木村伊量が引き継いだ。 
彼が就任した途端、週刊朝日が佐野眞一の「ハシシタ 奴の本性」を掲載した。
人を蔑視する。こんな非常識ネタを他に知らない。 
それがまだ燻る中で党首討論会が開かれ、よせばいいのに星浩が安倍次期総理に慰安婦問題を糺した。 
安倍は「慰安婦問題の元は吉田清治のペテン話を朝日が広めた」と応じた。
朝日はフェイク新聞と言われた。
木村は50年前まで遡って記事を精査した。
吉田清治だけでなくどれも嘘ばかりだった。 
木村は吉田調書の捻じ曲げ報道の責任も取って辞任した。
美土路から8人の社長の内5人が偽り報道で辞任している。 
今の渡辺雅隆もモリカケ疑惑と称する捏造報道がある。
そのうち辞任する。
こんな新聞社は他にない。 
グーグルは世界の新聞社に対しニュースの対価として年間3億㌦を支払っていくと発表した。
FBやアップルも右に倣うという。 
質の高い情報コンテンツは新聞しか生めない。 
だから斜陽の新聞界を救う気になったそうだが対象は欧米各国とブラジル、豪州の新聞のみ。
日本の新聞社は対象外らしい。 
それも当然か。
虚報の朝日を未だに排除できない日本メディア界。
そんなところで質の高いコンテンツができるわけもない。    


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