いつか嬉し涙に変わる日まで
兄が結婚して、寂しいワタシの話
ワタシの4つ上の兄はとってもいい人なんだ
高校入試の面接では、「憧れの人は誰ですか」と聞かれた時「兄です」と答えたくらいに
当時兄は、歌手を目指していた
歌手で成功させることは難しいと分かっていながら、夢に向かって上京して、歌に夢中な兄が輝いて見えた
それに寛容で妹思い
兄とは色んな思い出があるんだ
ワタシがガキンチョだった時、亭主関白な父はよく母と喧嘩をしていた
いつもよりハードモードな日は、兄から「家出しよ!」と言われ、ワタシ「いいよ