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穀雨の色

4月19日は、二十四節気・穀雨(こくう)です。
穀雨とは、「恵みの雨がたっぷりと降り注ぐ頃」です。

穀雨は「雨生百穀(うりゅうひゃっこく)」
より由来すると言われています。地上にある食物に水分と栄養がため込まれる時期とされるため
昔から穀雨を目安に種まきや田植えがおこなわれてきました。

日本の伝統色

・穀雨(こくう)の色
躑躅(つつじ)色
躑躅色とは、赤い躑躅の花のような、鮮やかな赤紫色のことです。
古くからの伝統色で、平安時代から使われていました。

躑躅(つつじ)色

我が家の庭も、穀雨の時期の花たちが咲き始めました。

夏グミの花

白い小さな花を咲かせる夏グミ。
もう少ししたら、花の色が黄色になり、実をつけ始めます。
夏グミの花言葉は「用心深い」
この花言葉は、夏グミにはトゲがあるのでつけられたそうです。

都忘れ

毎年、この時期になると、淡い藤色の可愛い花を咲かせてくれます。
都忘れの花言葉は「憩い」
見ていると、ホット安らぐ感じがピッタリの花言葉ですね。


卯の花

卯の花も咲き始めました。
この花を見ると「夏は来ぬ」の歌を唄いたくなります。
1番の歌詞
「卯の花の 匂う垣根に 
ホトトギス 早も来鳴きて 
忍び音もらす 夏は来ぬ」

卯の花の花言葉は「乙女の香り」

躑躅(つつじ)

まさに、日本の伝統色の「躑躅色」のツツジ。
鮮やかな赤紫色の花がとても華やかです。

躑躅の花言葉は「美しい人」

我が家の庭は、亡くなった義父から受け継いだものです。
義父は、花が大好きで毎日、庭に出て手入れをしていました。
受け継いだ庭を大切にしていきたいと思います。

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