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尊敬と敬服・感動の嵐 〜反田恭平さん『終止符のない人生』を読んで〜

noteの幻冬者の記事で、昨年、反田恭平さんの本の紹介を読みました。
本の内容が少し掲載されていたのを読んで、
素晴らしい方だなと感じていました。

読んでみたいなと思っていたのですが、
しばらく忘れていました。

また、2021年のショパンコンクールの様子は
タイムリーにYouTubeで拝見していました、
同じ日本人として素晴らしいなと思うと共に
嬉しく誇らしく感じていました。

そして、年始に、反田さんと小林愛実さんの
結婚のニュースを目にして感嘆して、
非常に喜ばしく感じていました。

妹や娘達にも、
『反田さんと小林愛実さん結婚したんだって!』
と伝えて、
驚きと歓びの反応が返ってきました。 

そんな矢先、昨日、偶然図書館で、
返却されたばかりの本のコーナーに
反田恭平さんの本を発見!

あっ、読みたかった本だ!
と思って、速攻で手に取りました。

本の中には、反田さんがピアノを始めたきっかけから、成長過程でのエピソードが細かく書かれていました。

そして、ショパン国際ピアノコンクールの
予備予選、第1次予選、第2次予選、第3次予選、
ファイナルまでの過程や戦略や曲目選択の経緯など、
事細かく綴られていました。

音楽家・芸術家として、そして、
音楽を職業とする人として
1人の人間としての哲学やマインドセットが語られ、
一本筋の通った信念と決心、ブレなさ、
潔さ、強い心の在り方に感服し、
感動のあまり涙があふれてきました。

私も子どもの頃に、ピアノを習ったり
吹奏楽部で演奏したしといった経験が少しあるので、
音楽を極めている人のその努力も少しだけはわかります。

だからこそ、自分と対峙しながら、
人生において膨大な時間を
ピアノ(音楽)に投入して継続できるその在り方は
素晴らしいなと、音楽家の方々をみると
いつも尊敬するのです。

たくさんの音楽家がいる中で、
人生を音楽に掛けることを決め、
命懸けで戦略的に全集中で国際コンクールに挑む
その心意気には感服としか言いようがありません。

音楽に全てを掛けてきた人であっても、
プレッシャーに耐えきれずに、
直前で逃げ出した(棄権された)
ポーランド人のピアニストもいたという
国際コンクールという場所は
一般人には想像にも及ばない世界です。

そんな中でメンタルを維持することができる
音楽家ピアニストという存在は
同じ人間であっても、その魂の在り方は
全く違うのだと思わます。

本当は、同じ人間だから
感じる感情も、迫り来る不安感も
傷つきやすやも同じなのでしょうけれど、
それを乗り越える鋼の精神力というものに
尊敬と感動しかありません。

自分を見返した時に、
反田さんの心の在り方や
考え方、生き方を目の前にすると、
自分は甘ちゃんだな…情けないと反省の念と
恥ずかしい気持ちも湧いてきて、
自分を叱咤激励したくなりました。

人として、本当に尊敬すると共に
反田恭平さんのこの本を
1人でも多くの方が手に取って、
特に子どもたちは全員、
読んだらいいなと思いました。

小学校の高学年くらいからなら、
なんとか読めるのではないかなと。

日本中の小学校・中学校・高校に置いて欲しいなと思います。

老若男女問わず、
自分の生き方や在り方と照らし合わせてみれば
すごく良い気付きや学びがあると言います。

逃げ出さずに立ち向かう、忍耐力。
自分の境遇を嘆くことなく、前進すると決める
その心の持ち方には敬服しかありません。

反田さんの文章からは、
一本筋の通った信念・心根が感じ取られ、
本当にカッコいい人だなと思います。

何かを極めた人というのは、
不屈の精神と忍耐力と向上心、研究心があって
見習うべきことがたくさんあると思います。

勇気を希望をもらえる最高の1冊だと思います!

ぜひ、お勧めします♪♡



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